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2016年1月 4日 (月)

パナソニックインパルス  ライスボウル優勝  東京ドーム

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パナソニックインパルス 22-19 立命館大学パンサーズ  東京ドーム

年末のコミケ三日間からハニハニのカウントダウン、そして元日の天皇杯と

イベント尽くしだった年末年始。

1/3のライスボウルでようやく打ち納め。

社会人王者のパナソニックインパルスと大学王者の立命館大学パンサーズが対決。

東京ドームへ着いたものの、なかなか入場できずにくたびれた。

水道橋駅側から行って、列の最後尾に並ぼうとしたら

東京ドームの外周を延々と回っていき、反対側の後楽園駅前まで来てしまった。

六年間ライスボウルを正月のドームで観てきましたが、こんなに混雑するのは初めて。

31345人の動員ということで、最上段のエリアまで客で膨れ上がった。

両方とも関西のチームなのですが、関係ない正月の東京ドームだ。

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入場したらコンコースが激混みで全然進めず。

パナソニック側はジャパンXボウルと同じで青Tシャツを配布し、青一色にスタンドが染まっていた。

サッカーのガンバ大阪は二日前に天皇杯優勝。

アメフトのパナソニックインパルスはガンバに続いて日本一になれるか。

始球式はお馴染みの麻生太郎氏。

元首相にしてカトリック信者でありクレー射撃でオリンピック出場。

立命館側で観てましたが、立命館は学ランの応援団はおらず、みなブレザーだった。

前年まで毎年来ていた関西学院大が、死に物狂いの応援を見せたのに対し

立命館はエンタ―テインメント性の高いショー志向の応援だった。

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ガンバは縦じまの青と黒だが、インパルスは青ユニに黒のヘルメットと靴下。

立命館は白ユニに赤色のヘルメットで戦う。

パンサーとはヒョウですね。

応援グッズやフェイスペイントでもヒョウの足跡が描かれるものが多かった。

ジャパンXボウルを超える大観衆に見守られ始まったこのゲーム。

互いの良いところを潰し合い、なかなかタッチダウンが生まれない。

石橋を叩いて渡るようでいて、うっかりミスの連発。

だがパナソニックが三回もフィールドゴールを決めて9-3のリードで前半終了。

アメフトはボールをエンドゾーンまで運んで6~8点を獲るのが基本だが

どの位置からでも蹴ったボールがゴールを潜れば3点のフィールドゴールが入る。

こればかりだと陣取りと肉弾戦の醍醐味が薄れてしまう。

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後半に入ると、じれったかった試合内容が打ち破られ、動の展開となる。

パナソニックがタッチダウンを決めてリードを広げたものの

立命館もタッチダウンを決めて差を縮める。

パナソニックが15-9のリードで最終クォーターへ。

たった一回のタッチダウンで逆転できる危ない点差。

まず立命館がフィールドゴールを決めて3点差に縮める。

ドームは暖かいのでコートもいらず、ビールの売り子は人気だった。

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いよいよ試合も残り5分。

立命館がタッチダウン、キックも決めてついに逆転。

パナソニックは15-19で劣勢になった。

残り2分を切り、このまま立命館の逃げ切りかと思いきや

パナソニックが社会人の意地を見せ、タッチダウン。

このタッチダウンはオーロラビジョンを観るに、導線確保が非常に上手かった。

ボールを運ぶ人間の導線を味方選手は必死に作り、

敵選手は潰しに行くのがアメフト。

立命館は敵選手達を抑えたかに見えたが

すり抜けるように予期せぬパナソニック選手がボールを運び

忍者のように立命館の壁を潜り抜けた。

パナソニックが22-19で逆転。残り時間は僅か。

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試合終了まで残り7秒、立命館が3点のフィールドゴールを狙う。

これが決まれば同点で勝負が続く。

だが失敗して時間が尽き、パナソニックインパルスの優勝。

社会人王者がライスボウル日本一に輝いた。

ジャパンXボウルのときもそうだったが、戦術というか駆け引きの部分で

パナソニックインパルスが秀でていた。

富士通フロンティアーズも立命館大学パンサーズも

正攻法でぶつかり過ぎで、アメフトを力と力のぶつかり合いだと妄信しすぎたかも。

押して駄目なら引いてみなで、パナソニックがゲームを遊んで勝利を摑んだ。

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立命館チアリーダーのPeeWeeS!

スタンツがメインですが、チアダンスやパフォーマンスも多かった。

チアユニフォームのときと、背番号のついたアメフトユニっぽいシャツの2バージョン。

ブラスバンドの演奏に乗って、元気いっぱいでした。

チア全体の指揮者が手前にいて、パーカッションを叩いて合図していたのが印象的。

大学チアは余り知らないのだけど、立命館はエンタ―テインメント性が濃かった。

スタンツを除けば、Xリーグのチアに近いものがある。

布袋寅泰のバンビーナが何度も踊られていた。

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立命館、残り数秒での最後のフィールドゴール狙い。

決まってもおかしくない距離だった。

だが簡単ではない距離。

あそこでゴールが決まり、その先の物語があっても良かった。

だが決まらないのも現実だった。

なにしろこの試合、タッチダウン後のキックも外れることがあった。

ミスも多いが決めるところは決めるパナソニックのキック。

そして組織的なランの破壊力。

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パナソニック動員は関西企業に関わらず多そうだった。

一般客と同じように長い列に並ぶ。

ゆっくりゆっくりと東京ドームの外周を動いていき

ようやく入場口というところで、柵の内側にスーツの人が立っている。

その人が入口前で動員客にチケットを手渡しする段取りだった。

確かに入口前にいればわかりがいい。

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ライスボウルのスポンサーはプルデンシャル生命。

元アメフト選手が多い会社だ。

固定給ゼロの完全歩合だそうで、若くても億単位の年俸を稼ぐ人もいれば

無収入が続いて退社する人も多い。

アメフト同様、勝負の世界だ。

いかにも体育会系の一流大卒が戦えそうな職種。

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今年のXリーグは警視庁が残留したのとブルザイズがX2より昇格。

優勝争いの行方は、このパナソニックの勝負強さを前にしても

富士通の圧倒的な力に振り回されるシーズンとなりそうだ。

リクシルディアーズは日本人のみの編成を続けていくのだろうか。

最も面白いと思うXリーグ選手、ケヴィン・クラフトのIBMも気になる。

もっとも力強い応援ファンを大勢持つオービックシーガルズ。

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ライスボウル表彰式。

パナソニックインパルスの日本一が讃えられた。

MVPにはパナソニックの横田選手、MIPには立命館の猪熊選手が選ばれた。

ランのパナソニック、パスの立命館といった試合だった。

三時間の激闘。

パスが通ったときの感動より、ランで潜り抜けたときの爽快感。

富士通の天下と言われながらもパナソニックが日本一にのぼりつめる。

勝負はわからない。

人生と同じだ。

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惜しくも敗れた立命館。

ライスボウルでは長いこと大学王者が勝てていない。

試合内容を観ると毎年惜しい試合ばかり。

あと一歩で勝利に手が届かないのは

ここぞというところで一発を決める技術力と精神力だろうか。

最初から最後までマラソンを走るように全力を出し切っている。

社会人王者はいつも瞬発力を発揮して勝利を摑んでいる。

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ライスボウルが終わると正月が終わったと実感。

年末年始はイベント尽くしで忙しい。

溜まった洗濯物を片付けて、部屋を掃除して、新年らしくせねば。

東京ドームは良い施設だなあ。

翌日はプロレスがあるらしい。

なんでもこいや。

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