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2016年2月 8日 (月)

デンバーブロンコス  スーパーボウル優勝

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第50回 スーパーボウル

カロライナパンサーズ 10-24 デンバーブロンコス  リーバイススタジアム

スーパーボウルは屋根のないスタジアムだ。

カリフォルニアのリーバイススタジアム。

西日がバックスタンド客席に思いきり当たっていて

陽気な雰囲気が生まれている。

冬の晴れた昼間は良いものだ。

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開放感はたまらない。

サッカーだとFIFAが屋根つきスタジアムを求め

Jリーグの屋根基準はさらにハードルが高くなる。

でも屋根がない開放感は清々しい。

日本人も国立競技場の屋根無しな心地良さを体感し続けた。

元日の天皇杯、冬の晴れた昼間、あの屋根のない幸せは嬉しいものだ。

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チアリーダーは中央のダグアウト付近で

スタッフやプレスに紛れながら軽いステップを踏んでいる。

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黒シャツにチームカラーの水色ラインが入ったカロライナパンサーズがキックオフ。

カロライナパンサーズが大きくボールを蹴り

白シャツにチームカラーのオレンジがアクセントに入ったデンバーブロンコスがそれをキャッチして攻撃スタート。

レシーブのチームが攻撃するのがアメフト。

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ブロンコスはじわじわ攻めるも最後はフィールドゴールを選択して決まった。

ブロンコスが三点先制。

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ヘルメットにアイシールドをつけてる選手がちらほら見られる。

Xリーグだと見かけないものだ。

目潰しの怖さを消せるかな。

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チアリーダーはハーフラインの辺りでサイドラインのそばまで寄って

じっとしてることが多い。

Xリーグのような全体応援はない。

代わりに歓声がやまない。

どの客席のエリアでも立ち見している客が圧倒的多数。

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アメフトは4回の攻撃で10ヤード(2マス分)進めないと攻守交代。

3回目の攻撃までは思いきりやるが

4回目は失敗するとその地点から攻守交代してしまい危険なので

攻撃を放棄して大きく蹴り出すパントを行う。

これにより相手チームの攻撃出発地点を遠くにする。

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アメフトはサッカーやラグビーとは異なるスポーツであり、野球に近い。

野球が1塁、2塁、3塁、ホームベースと陣取りしていくように

アメフトはピッチ全体を使って陣取りをしていく。

じわじわとエンドゾーンに攻め寄り、タッチダウンを狙う。

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野球がピッチャーの速球をバットで打つことで勝負が決まるのに対し

アメフトは導線確保と導線潰し、相撲で勝負が決まる。

試合中にボールに触る選手は限られていて

他は全員、敵チームと相撲をとり続ける。

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足が速い必要があるので相撲取りのような巨漢ではなく

端正な体つきが多い。

Xリーグはディフェンス側に相撲取りのような巨漢が多いが

NFLはいない。

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代わりにNFLの選手は刺青が多い。

黒人選手が多いので遠目にはわかりづらいが、腕には模様がある。

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コーチがタイムアウトの権利を一回放棄して

代わりにジャッジをもう一度調べ直すチャレンジが発動した。

チャレンジ制度はサッカーでも導入すべきかと話題になるものだ。

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ジャッジは完璧ではないし

アメフトレベルでVTRを撮っているとチャレンジが効いてくる。

そういえば相撲ではVTRを調べた上でのとり直しがある。

その点でも相撲とアメフトの共通項を感じる。

アメフトは相撲+野球。

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Xリーグを6シーズン見てきて、相撲と野球を合わせた合理的かつパワフルなスポーツだといつも思う。

そういえば春のパールボウルは全試合、富士通スタジアムだそうな。

つまらんなあ。

敷地がないのに客席を増やして

ピッチとの距離を詰めた結果、死角席の大幅増。

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富士通スタはピッチレベルじゃなく、二階から客席スタートで嵩上げが高いのに

最前に幅の広い通路。

ナンセンススタジアム。

今の時代に珍しいわな。

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チャレンジは結局、失敗の判定のまま、覆らず。

それも人生。

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パンサーズのクォーターバックがどこに投げようかと迷っているうちに

ブロンコスのディフェンスに突進され、ボールをこぼしたファンブル。

そのままボールをエンドゾーンまで運んだブロンコスのディフェンス陣。

タッチダウン。

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ディフェンス陣が最初のタッチダウンを決めるという珍しい流れとなったスーパーボウル。

Xリーグを見ていても

ディフェンス陣がオフェンス陣のボールをインターセプトして

エンドゾーンまで運んでタッチダウンしてしまう光景は多い。

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ファンブルどまりならマシだったが、そのままエンドゾーンまでも持っていかれるとは。

クォーターバックを守れていないというより

早く投げろやというべきか。

パンサーズの自爆ととるべきか。

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失点の仕方としては屈辱的なものだ。

クォーターバックの名折れ。

せっかくスーパーボウルまで到達したのに。

厳しいのである。

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アメフトは一回の攻撃につき一回だけ前にボールが投げられて

それが攻撃の大部分を占めることになる。

その投げる人がクォーターバックであり

アメフトのもっとも花形なのだが

クォーターバックが投げるまでにぼこられて奪われ

挙句の果てにタッチダウンされるという。

アンポンタンだぜ、パンサーズ。

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タッチダウン後のキックも決めて6点+1点で合計7点を獲得。

パンサーズ0-10ブロンコス。

第一クォーターが終了。

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時間がきっちりしているわりに

プレー中以外は時計が回らないので

試合全体の時間は長かったり短かったり。

リプレーが流れるが、パンサーズの24番がとめられてないわな。

いけませんなあ。

クォーターバックもびっくりですわい。

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第二クォーターが始まった。

パンサーズがランで見せる。

ボールを投げてキャッチすることで距離を稼ぐのではなく

ボールを抱えた選手が走って前へ進む。

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走るパンサーズ、ブロンコスはパンサーズの選手のヘルメットをつかんで投げ飛ばした。

首の骨が心配になる危険なプレー。

首吊りしそうだ。

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だが無事のままパンサーズがタッチダウンを決めた。

キックも決めて合計7点。

パンサーズ7-10ブロンコス。

差はフィールドゴール一つ分に縮まった。

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またもやジャッジを吟味するためチャレンジ発動。

チアリーダーはいつの間にか隅のゴール近くに移動していた。

ミニスカートにブーツ。

今度はチャレンジによりジャッジが変更となった。

これもまたアメフト。

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ダイナミックな展開となった第一クォーターと違い

第二クォーターはまったり。

ありそうなプレーがあって、淡々と普通のアメフト。

第一クォーターが意外すぎて過激だった。

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と思ったらブロンコスが走る走る走る。

反対側のライン付近まで走り、そのままライン際を前進し続けた。

ボールを抱えながら全速力で走っていて

完全な死角である真後ろから足首にタックルされて倒される。

その衝撃は想像を絶する。

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屈強な男同士が全速力で正面衝突を繰り返す。

相撲は一日に一回だけの勝負だが

アメフトは一試合中に山ほどぶつかり合い続ける。

体が壊れるわけだ。

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ブロンコスはタッチダウンのチャンスだったが

相手をつかむ反則があり、フィールドゴールを狙うことに。

3点獲得。

パンサーズ7-13ブロンコス。

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それにしてもサイドをよく走ったものだった。

プレーの一つ一つを当たり前に観てしまうが

サッカーだとすれば全部が危険な反則行為。

闘争本能の極み。

格闘技よりも格闘する。

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またもやブロンコスが走って抜けた。

混雑する中央、何度も相手につかまれながらも振り切った。

走るね、ブロンコス。

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だがパンサーズのディフェンスがパスボールをインターセプト。

その瞬間、スタジアムに起こる歓声。

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残り2分ぐらいから長い長い。

全然試合が進んでいかず、時計は回らない。

残り2分をどれほどかけて過ごすのか。

これがアメフト。

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アメフトをテレビで見てると

プレーとプレーの間が長いので確実にリプレーを流せる。

これは見てる側として楽だ。

サッカーのように決定的な瞬間を見逃さずに済む。

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Xリーグも東京ドームの試合でいいのは

オーロラビジョンでリプレーが流れる点だ。

オーロラビジョンばかり見てしまうため

ほとんどパブリックヴューイングじゃないかと思える東京ドームだが

試合内容の理解は深まる。

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派手なプレーが決まるわりに、得点まで結びつかずに終わることが多い。

逆に得点が決まるときは、あっという間だったり。

またパンサーズのクォーターバックが投げる前に潰された。

面子が丸つぶれで第二クォーター終了。

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前半の終了です。

パンサーズ7-13ブロンコス。

試合早々、ブロンコスのアクロバティックな破壊力が炸裂だった。

だがまだ差は小さい。

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ハーフタイムへ。

ピッチ上にステージが作られ、観客も入る。

こういう光景は日本ではないな。

ピッチコンディションを守れの一辺倒だから。

一昨年のブルーノマーズが史上最高のパフォーマンスだった。

果たして今年はどうなるか。

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いよいよコールドプレイが登場。

まだ夕方で明るいね。

客席は青、黄、赤でコレオグラフィーされた。

花火が打ち上がる。

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ステージでなくピッチで歌うボーカルのクリスマーティン。

観客たちの中を走り、ステージで上がった。

ドラムはスタンディングで演奏。

ドラムの手数が少ない曲なら腕だけでプレーすればいい。

魅せるドラム。

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バイオリンを抱えた子供達が大勢ステージへ。

観客はスマホで撮影が多いものだ。

シンバルも加わりドラムが座って演奏。

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ピッチ上に大勢が散らばり花びらが舞う。

オリンピックのセレモニー的な光景。

時間帯的にまだ日があるのでこうなったかな。

客席から空まですべて明るいぶん、スタジアムライブの雰囲気が強く残り

スーパーボウルらしい。

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ゲストとしてダンサー達を従えたブルーノマーズが登場。

満員の客席をバックに踊る姿がいい。

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そして次はピッチ上でビヨンセ。

相変わらずむちむちなレオタード姿。

アメリカ的なポジティブさを強く感じる。

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ビヨンセがステージに上がり、ブルーノマーズと至近距離で睨み合い。

そしてコラボ。

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コールドプレイよりビヨンセとブルーノマーズのパフォーマンスが勝ってしまっている。

最後にコールドプレイも加わったが

いかんせんビヨンセとブルーノマーズのド迫力に負けている。

二人の細い男に対し、ビヨンセの肉厚太さ。

ダイナミックだ。

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ブルーノマーズは今の黒衣装でサングラスの方が

本人のルーツであるフィリピン系を感じさせる。

コールドプレイは地味になってしまったが、その地味さが良さだものね。

突出しないバンドの魅力。

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重厚なハーフタイムショーだった。

ゲスト勝ちでしたが。

チアリーダーは地味にステップを踏むのみ。

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後半スタート。

第三クォーター、空が暗くなってきた。

パンサーズが順調に攻撃していく。

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パンサーズはフィールドゴールに挑戦するも

ボールはゴールにぶつかって外に逸れた。

NFLはキックが上手いものと思っていたので意外。

まあ外れることもあるのだ。

そんなに遠くもなかったけどね。

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なかなか差を縮められないパンサーズだが、点差はそれほどない。

逆にブロンコスは30ヤードのフィールドゴールを余裕持って決めて三点。

パンサーズ7-16ブロンコス。

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これで一回のタッチダウンではひっくり返らない差となった。

でもまだまだ。

派手なプレーの連続のわりに地味な点差。

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観客の落胆の声は選手達から精気を奪う。

日本平スタジアムでもそうだが

落胆の声が響いてしまうことが多い。

選手が失敗したとき、どうやって気分を盛り返してやれるか。

良いプレーをしたときではなく

失敗したときこそ選手コールかもしれない。

失敗するほど応援し続ける。

上げて上げていく。

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メインスタンドは上層がビル構造だ。

席数自体は大幅に減ってしまう構造だがVIP感がある。

ようやくチアリーダーがアップで映った。

地味だなあ。

第三クォーターが終了。

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いよいよ最終の第四クォーター。

点差自体はそんなにないので、幾らでも盛り返せる。

だがパンサーズが大味なプレーに出れば

それを防いで逆に点差を広げることもブロンコスはできる。

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エンドゾーンで踊るチアリーダー。

Xリーグでは見られない光景。

たまにはエンドゾーンで。

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パンサーズは攻められない。

ロンゲの黒人選手がヘルメットからウェーブの髪をなびかせる。

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パンサーズが長い距離のキックを決めて

フィールドゴール3点。

パンサーズ10-16ブロンコス。

じわりと縮めたにとどまる。

これで一度のタッチダウンで追いつけるが、もちろん攻守交代。

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そしてまたパンサーズの攻撃。

まるで攻められずパントを蹴ることに。

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残り7分となりブロンコスの攻撃。

逃げきれるかブロンコス。

すっかり夜になった。

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パンサーズの攻撃。

追いつきたいぞパンサーズ。

だがしかし、ボールを投げようとするクォーターバックが襲われた。

またです。

またもやブロンコスのディフェンスがやり遂げた。

今度はエンドゾーンまで運べなかったが、それでも攻め始める場所が素晴らしい。

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攻守交替。

エンドゾーンまであと一歩な超至近距離からブロンコスの攻撃が始まった。

だが至近距離だとプレー面積が狭すぎて

ディフェンス有利なのも事実。

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攻めづらいブロンコスだったが、ディフェンスの反則があり、さらに近づくブロンコス。

そしてほんの僅かな距離を進めることができ

ブロンコスがダメ押しとなるタッチダウン。

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残り3分。

これは勝負あった。

そしてキックではなくもう一度エンドゾーンへ運ぶことを選択。

それも見事に決まり、6点+2点で合計8点。

パンサーズ10-24ブロンコス。

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大きな差となった。

ただ、パンサーズが大きなプレーに出て失敗したのではなく

クォーターバックが迷ってるうちにブロンコスのディフェンスが叩き落とした。

ブロンコスのディフェンス勝ちである。

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試合開始早々からブロンコスのディフェンスが魅せ、

さらに最終クォーターでもブロンコスのディフェンスがやり遂げた。

ディフェンスがオフェンスのように得点を導き出す。

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残り3分でパンサーズに何ができる。

だがパンサーズのクォーターバックはまた捕まる。

ボールを投げられない。

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このシーンをこの試合、何度見ただろうか。

自軍のエンドゾーンをボールを持ったまま彷徨うパンサーズのクォーターバック。

最後は仕方なくラインの外へボールを投げ捨てた。

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残り2分。

ブロンコスチアリーダーには日本人の西村樹里さんもいる。

日本人チアのスーパーボウル優勝も近づいてきた。

サイドライン際でダンス。

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残り1分、パンサーズの攻撃。

とはいえ、スポーツドリンクの入ったドラム缶が

ブロンコスのダグアウトでは用意される。

時計が進む。

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そして残り23秒だが、コーチにドラム缶の中身が掛けられた。

もはや報道陣はブロンコスのクォーターバックを囲み

大量のカメラが場を埋める。

こうした試合終了間際の光景もアメフトならでは。

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そして試合時間が消費され、ブロンコスがスーパーボウル優勝。

金の紙吹雪が舞う。

最初と最後でブロンコスのディフェンスが魅せた試合となった。

実力うんぬんより勝負に勝ったという印象が強い。

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パンサーズのクォーターバックは襲われ続けた。

そして奪われ続けた。

デンバーブロンコス、ディフェンス陣のオフェンス勝ち呼ぶべきか。

勝負として魅力的だった。

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DENVER BRONCOS   SUPER BOWL 50 CHAMPIONS

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