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2016年3月23日 (水)

きゃめろん卒業式  ハニーハニー本店横浜

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きゃめろんさんの卒業式がありました。

この日は早番の時間帯はわりと空いていた。

昼食時が終わると

客二人メイド二人ぐらいのイーブンな状態が続いたので

だらだらぐだぐだ過ごせた。

絵しりとりも次々と進んでいき、一日で9ページも埋まってしまった。

描いたものを当てるのが醍醐味だが

早番のふわこコンビはわりとオーソドックスで当てるのが楽だったが

遅番のちなみ&ののかは突拍子もないものを描くことが多く、難しかった。

夕方になって一時的に大勢の来客があったが

あっという間にみな帰ってしまい、また閑古鳥に。

厨房のアオちゃんもカウンターに顔を出し

まったりした時間が流れた。

だらだら話せたり、絵しりとりを進めたり、のったりした日だった。

と思いきや、18時半ぐらいから急激に客が集まりはじめ

19時を過ぎた時点で満席になり、ウェイティングの並びも外に多数できた。

絵しりとりも9ページ目で進まなくなり、賑やかな店内に。

卒業するきゃめろんさんは早番の時間で会うことが多かった。

この日と同じように、昼食の時間が過ぎて夕食の時間帯が来るまで

客とメイドの人数が釣り合うと、長くお喋りできた。

たぶんハニハニのメイドの中でもっとも長く喋った相手だと思う。

こちらが演説する一方になってしまったり、逆に聞いて頷くだけになってしまうと会話はつまらない。

程よくキャッチボールしてくれる力がきゃめろんさんにはあった。

喋りが上手いのとは違って、対人における押し引き、駆け引き、そんな間合いをつねに図ってくれる人だった。

開店からずっと居たので、一旦退場となり

待ち列に並び直した。

そのままセレモニーの時刻なり、待ち列がぞろぞろっと店内の空きスペースへ。

床にしゃがみこんで見物し、いよいよ卒業式の始まり。

代表の挨拶では、ちょうど丸一年給仕を続けて、仕事の実力も親しみも絶頂となったのに

ここで辞めるのはもったいない、だが四月から就職なので仕方ないという内容だった。

ののかさんが花束をきゃめろんさんに贈呈。

きゃめろんさんは終始落ち着いて話していたが、ののかさんは始終泣き通しだった。

きゃめろんさんはハニハニのメイドになった理由を話した。

自分は子供が好きで、保母さんになるための学校に入り

実習として保育園で働いていた。

元が子供好きで、相手をするのも得意だったので、幼児を相手にする仕事はまったく問題なかった。

幼児とのやり取りも上手くいき続けたし、ストレスにもならない。

だがそこで予想していなかった事態が襲いかかる。

それは保護者とのやり取りだった。

幼児の保護者達と上手く関係が築けない。

保護者達と会話ができない。

職業として保母をやっていく以上、幼児との生活がいくら上手くいっても

保護者を苦手としたままでは困難ばかり。

保育園で次々と実際に起こるトラブルは、たとえ幼児のことであれ

最終的には必ず保護者との交渉になる。

天性の感覚もあり幼児相手はいける。

だが趣味で幼児の世話をするのではなく、金を支払い責任を求める保護者との関係をこなせるか。

このハードルは高い。

そこで知り合いに紹介され、メイド喫茶でのアルバイトが始まった。

ハニハニでメイド給仕をすることで、大人と話すことを可能にする。

そんな課題に取り組む丸一年間となった。

私が見るに、きゃめろんさんは最初から面白おかしかった。

そして最後までおかしかった。

もやつきを感じさせない人だった。

卒業式の最後は、きゃめろんさんが好きな流れ星ちゅうえいの一発ギャグを披露された。

正直、クウォリティが低い。

人前で演じた経験も修行もない人が

あやふやな腕や足の置き方、動き、表情、視線でやっている。

流れ星が20年近くかかって今の芸を作り上げたことを思うと

彼女がコピーすら上手くできないのは仕方ない。

やはりお笑いは難しい。

先日、R1ぐらんぷりで優勝したハリウッドザコシショウのネタにしても

でたらめのようでいて実は無駄な動きがゼロに等しく

ものまねギャグをやるにも

完全に客を向いてやるとき、斜め正面で威力を中和するとき

ピンなので存在しないツッコミの役として

自らの視線を初めて客に向け、笑いの起爆とするところなど感心することばかりだ。

コンビと違って起伏が起きないため

ネタとネタの間のブリッジが大切となるが、そこでリズムをわざと崩し

動きを多めに入れて舞台に緩急をつける見事さ。

見れば見るほど密度が濃く、表立っているネタの破天荒さに比べ

構成の緻密さ、芸の力量の高さに脱帽させられる。

そんなお笑いに対し、きゃめろんさんはどうしても力不足となったが

まあどうでもいいことだ。

セレモニーが終わると、ののかさんは溢れる涙で崩壊していた。

きゃめろんさんは逆に意気揚々として見えた。

出勤する前にずっと大泣きしていたそうなので、店では涙が残っていなかったのだろう。

グッドバイ。

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