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2016年4月 9日 (土)

清水エスパルス 0-2 セレッソ大阪  IAI日本平

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得点 リカルドサントス 山村

J2で首位を走るセレッソ大阪。

J1時代に対戦したときは強敵なイメージがなかったが

今はとても大きく見える。

まだホームでの勝利がない清水エスパルス。

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キックオフ。

ゴール裏では駒込が歌われる。

この曲は勝利が決定的な試合終了間際に歌われることが多い。

それを最初から持ってきたのは

どう結果が出るか。

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ピッチが部分的に禿げ上がっている日本平。

ベストピッチ賞を毎年受賞してきたコンディションが崩壊している。

珍しい。

芝が何か病気にかかったか。

他のクラブのスタジアムに比べて劣悪ではないが

最高のコンディションが当たり前だっただけに

やや心配だ。

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今季、初のナイトゲーム。

なぜナイトゲームかといえば

J1が二試合ある週なので

J1の試合が日曜日開催。

土曜日のナイトゲームのスカパー放送枠を埋めるため

このカードが選ばれたのだろう。

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清水は六平と竹内のWボランチが攻守に渡って肝になる。

人間の体でいえば腰だ。

スタメンには村田が入った。

スタメンでなかなか結果が出せてない村田だが

この試合で新境地を見せてほしい。

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清水のゴール裏は、おーれーおーれーのグリコになった。

グリコはJ2降格に伴い、ユニフォームスポンサーを離れてしまった。

だがグリコの応援ソングは歌われ続ける。

やはり、おーれーおーれのグリコこそ

清水エスパルスの応援ソングの看板に思う。

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序盤は押している清水エスパルス。

ペナルティエリア内まで攻め込むものの

シュートまで行けてない。

バックスタンドに並ぶスポンサーボードの少なさはJ2を感じさせる。

J1に復帰して、スポンサーボードを埋めよう。

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メインスタンド寄りが特にピッチの禿げあがりが目立つ。

ライン際が禿げ上がるのがサッカーのピッチの特徴だが

これまでそんなことなかっただけに心配。

全試合の半分をプレーするホームのピッチコンディションが良いと

選手の怪我をぐっと減らせる。

従来、清水の選手が怪我をするのはほとんどアウェイだ。

ホームで絶対に怪我をさせたくない。

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相手チームにとっては

日本平での試合は普段の倍の力が発揮できると

自信を持たれるほどのピッチコンディション。

芝もJ2降格してしまってはいけない。

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頻繁に両チームのゴール裏が画面に映るが

いかんせん

最も端から撮っているため

現れるサポーターがどちらもぬるい。

ぬるいサポーターが最も端の席となるので必然。

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清水の応援はおーれーおーれーのグリコが続く。

清水の根幹であるこの歌。

清水エスパルスという名前を出すより

この合唱を聞くほうが清水エスパルスを感じさせる。

サンバの演奏がスタジアムを沸騰させる。

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右サイドの鎌田がシュートを放つも防がれる。

こぼれ球をボレーでクロスに持ち込む鎌田。

だが中央では清水がボールをとれず。

白ユニフォームのセレッソ大阪。

屈強な黒人、リカルドサントスがドリブルで襲ってくる。

リカルドサントスをがっちり抑えたい。

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リカルドサントスに比べ、細身な柿谷が攻撃時はいつも並走してくる。

キャプテンマークを巻く柿谷。

試合中も笑顔が絶えない彼がどう機能するか。

ワールドカップに出場したかと思えば今はJ2。

厳しいものだ。

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セレッソ大阪がコーナーキックとなったが

清水の選手達が猛抗議。

ゴール裏も激しいブーイング。

確かにセレッソの選手が最後に触ってボールは出た。

だが主審は悪意なく見られていない。

あまりやりすぎてカードを食らうと困る。

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すると主審はジャッジを改め、ゴールキックに変更。

これは逆に不安だ。

主審はそんな風に安易にジャッジを変えてはいけない。

清水にとって良かったわけだが

選手の抗議やサポーターのブーイングに主審が弱すぎるのは不安。

こうしたジャッジもまたJ2だ。

主審のこのメンタルからして、もう押せ押せで行くしかない。

引いたらセレッソ寄りのジャッジとなってしまう。

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柿谷がシュートを放った。

負傷の西部に代わってGKのスタメンをつかんだ杉山は

まったく反応できず。

シュートボールは枠の隅に突き刺さりそうになったが

竹内がヘディングでクリア。

杉山も実戦から遠ざかっていたが、なるべく早く調子を上げたい。

西部にGKを譲らないほどのプレーを。

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フォッサエスパルスが歌われる。

サンバのリズムが心地よい。

リカルドサントスとGK杉山が一対一となった。

ピンチ。

だが清水ディフェンスがその間に滑りこみボールをクリア。

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十年前のセレッソ大阪戦はゴールデンウィークのデイゲームだった。

1-0だが安定して勝てた良いゲームだった。

花粉が終わり、暑くなった日本平を覚えている。

前年にぎりぎりで15位残留し復興のシーズンとなった。

あれから十年。

前年にJ2降格し、今年はがむしゃらに昇格を狙うシーズンになった。

いまだホームでの勝利がない。

だがアウェイで安定した強さを発揮できている。

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セレッソは攻撃時、ボールのないところでの選手の動きが多い。

ペナルティエリア内での場所取り、やまない走り。

攻撃時にゴール前では余り動かない清水とは対照的だ。

どちらが正解かは安易に言えない。

動かずに足元でボールを受けるため待つのも一つの戦術だ。

だがセレッソの動きある攻撃の方が現代的か。

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サンバ力が強い曲が清水ゴール裏で続く。

歌う側の楽さに比べ、スタジアムを圧巻する破壊力がある。

耳障りな指笛やラッパの高音より

サンバの重低音こそ清水の力だ。

サンバの力で日本平のホーム力を取り戻す。

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セレッソ大阪のシュートをGK杉山が防いだところで前半終了。

スコアレス。

アディショナルタイムがほとんどなかったところからわかるように

互いにフェアプレーだった。

従来のJ2ゲームと違い、J1のような試合展開。

セレッソ側もそれを感じているだろう。

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後半キックオフ。

ロコロコに合わせてボールをキープする村田が右サイドを駆け抜ける。

シュートまで行けなかったがコーナーキックを獲得。

セットプレーで三浦の高さが迫る。

ウン・ドイシ・トレイス・クワトロがゴール裏で歌われる。

勢いある発声とサンバの重低音。

これが清水だ。

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シュート数も多く、悪くない試合展開だがゴールは生まれない。

むしろセレッソの方があと一歩というチャンスを生んでいる。

セレッソの攻撃を鎌田がカットしたが

スライディング着地時に足がぐにゃっとなり

膝を自爆して壊してしまった。

あの手の自爆ぶりは以前の日本平のピッチなら起こらなかったのでは。

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よく前列端のゴール裏が画面に映るが誰も応援してない。

椅子はすべて布が敷かれて場所取りされているが人は少ない。

前列の応援グループが場所取りするのは仕方ないとして

人が少ない場合は試合前に片づけて

他の来場者に場所を譲る精神も欲しいところ。

だが前列の闇は深い。

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私も10年以上、清水を見てきたが、あの前列の闇は変化させようのないものだ。

それが特異なものではなく日本の村社会の縮図であるだけに

付き合って生きていく度量も必要だ。

まあ私よりはマシな人達。

私は自らの堕落と陰険さを恥じるばかり。

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清水の攻撃時にセレッソの守備の戻りは早く

あっという間にディフェンスの人数が揃う。

かといって人数が揃う前に闇雲にシュートを撃っても決まらないし、難しいところ。

守備から攻撃への切り替えで

デュークのポストプレーが見られるようになった。

以前からこれが上手くいけば大分楽になると思っていた。

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当たり前にデュークがポストとして折り返し、走ってきた大前にボールが渡る。

この当たり前がこれまで全くできなかったし、今後は期待できる。

デュークと小林監督の相性が良かったのか

デュークの戦術理解が今年に入って桁外れの向上を見せている。

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残り20分、チョンテセが久しぶりにピッチへ登場。

その直後、セレッソ大阪のリカルドサントスのシュートがゴールに突き刺さり

セレッソ大阪先制。

清水0-1大阪。

ぎりぎりで防いでいたセレッソの攻撃だが

チョンテセ加入により、その防波堤が破れた。

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テセは攻撃の選手だが、全体のバランスが崩れてしまった。

それだけ試合自体、切迫していたのだろう。

テセの登場に伴う僅かの隙をセレッソに突かれた。

この失点は必然だった。残念。

去年、よく見たこのパターンを小林監督にはやってほしくない。

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セレッソの攻撃。

清水ディフェンスはセレッソのシュートを弾くも

上空ではなくグラウンダーに弾いたため

そのこぼれ球をセレッソの山村がシュート。

山村の前には二人の清水ディフェンダーがいたが

シュートボールはループを描いて彼らを潜り抜け

GK杉山もボールに追いつかず。

ゴール。

セレッソ二点目。

清水0-2大阪。

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テセが入って崩れる光景は去年の定番。

やはりテセは清水と合わないのか。

あれだけ一体感を見せていた清水が崩壊していく。

テセは攻撃のトップにいる選手だが

ここまで全員守備で頑張ってきたものが台無しになってしまった。

テセはウタカのように

もっと強いチームで機能する選手かもしれない。

清水はテセを負担できない。

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90分が過ぎ、後半アディショナルタイムに突入。

セレッソ大阪は玉田を入れて試合を締めにかかった。

試合終了。

清水0-2大阪。

敗北。

清水エスパルスは9位に後退。

セレッソに負けたこと自体、それほど心配はない。

だが昨年同様、機能しない、むしろ崩壊をもたらすテセをどう扱ったらいいのか。

小林監督はテセを清水に同化させられるのか。

テセ問題は今シーズンの難しさだ。

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