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2016年7月12日 (火)

J2の街、清水 J2のスタジアム、日本平 自惚れが消えた静岡市

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4-0で勝って良いゲームだったと思う。

今頃になって飛び跳ね続けたふくらはぎが痛い。

試合終了後、勝ちロコはやらないという説明がサポーターにされたが

長い時間をかけて調整した結果、やることになった。

自粛は何も意味がないし、あらゆるイベントは続けてくれと熊本側から要請もあったろう。

支援は嬉しいが、勝ちロコ自粛など腫れ物扱いするなと熊本の人達が怒れてくるのもわかる。

勝ちロコはやらないという話だったので、私はゴール裏を去ってバックスタンドへ移動した。

バックスタンドから眺めるゴール裏の勝ちロコは壮大で

毎試合こうあってほしいものだと願った。

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清水がJ2に落ち、そしてJ2でも自動昇格圏に昇り切れない最大の要因は

死に物狂いで勝ちたいという意思が選手達から消えたことだろう。

今ようやくそれが戻り、生まれてきたように思う。

サポーターが怒り狂ったところでチームは強くならない。

選手がトレーニングを誠実にこなしても、それは勝つことに直接は繋がらない。

目の前にあるのは勝負だ。

選手達が勝負する意思を捨てない限り、清水はJ1昇格に喰らいつける。

人から後ろ指をさされようが、汚れたものとして扱われようが戦わなきゃ駄目だ。

町田ゼルビアの屈折した恐ろしき戦意。

あれを否定はできない。生きることは戦いだから。

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ときには他人へ怒鳴り散らし、凶暴になることもあれば

穏やかな平和を懇願することもある。

人を殺したいと思うこともあれば、人を愛してやまないこともある。

絶望にかられて首を吊りたいときもあれば、死んでたまるかと戦意を剥き出しにすることもある。

いま暮らしている神田の町がアメリカの空爆で焼け野原になったのは

そんなに昔の話ではないし、人はあっさり殺され、障碍者にもさせられる。

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スポーツエリートが集まった清水エスパルス。

スポーツを通じて人生の価値を高めた人間もいれば

スポーツを通じて人生を潰された人間も多い。

何事も万能なものなどなく、人の助けにもなれば害にもなる。

ただそれだけだ。

スポーツを通じて仲間を築いた者もいれば

スポーツを通じて村八分にされ、首を吊った者も多い。

そんな当たり前を誰もが認識できれば、スポーツ振興はさらに深まり

スポーツが人々に愛されるだろう。

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逃げ場がなく行き詰まり、命を絶つ人間は多い。

追い詰められた先には能力低下が待っている。

肉体を壊し、脳を壊し、もはや終わるしかないとあきらめる。

だがそこで汚れて悪者として生きる覚悟が芽生えれば

生き続けられる可能性が増える。

この世の中は到底無理解であり、絶望の上にしかない。

汚れた自分を受け入れ、ドブのヘドロとして生き続ければいい。

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怠け者扱いされ、薄情だといわれ、人間として最低だと大勢から指摘され

それが事実だなと認めざるを得なくても

もしくはそんな馬鹿なと無理解に絶望を覚えても

そうした汚れた自分を受け入れる度量こそ生きる力なのでは。

自動昇格圏は遠いが、J1昇格のチャンスがある限り、清水エスパルスは戦う。

一つでも上の順位でフィニッシュし、J1昇格を手に入れる。

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