ホテル レイクサイドつくば 水着モデル撮影会 東京写真連盟
日曜日は水着撮影会がありました。
今年最後の水着撮影会です。
次は来年の初夏になるのかな。
今年はあちこちへ合計4回行きました。
どれも思い出深く、充実した時間が過ごせた。
終わってしまうのは寂しいですが、寂しさを感じないぐらい暑かった。
曇り予報だったのに、まるで曇らず真夏のような炎天下。
今回はつくば市であるということで、つくば万博が懐かしいですね。
子供の頃、家族で行きました。
覚えているのは行きの電車でもっと席を詰めてくれ、そうすりゃ自分も座れるからと
うるさかった婦人がいたこと。
帰りに福袋を買って、つくば万博のステッカーばかり山ほど入っていたこと。
万博の内容は余り覚えていない。
そんなつくばに行くの巻。
朝早く、日暮里から常磐線で向かいました。
私鉄沿線で行くのと違い、JRだと在来線でも地元感が薄いですね。
松戸、柏と過ぎて、しばらくしてつくばに着いた。
ここ10年ぐらい、柏の日立台に行くことが多いので
常磐線の景色も慣れたものだ。
今年はJ2に落ちたので日立台に行く機会がなかったですが。
佐貫駅に着いてバスターミナルに出ると
ホテルレイクサイドつくばの送迎バスがすでに来ていて
カメコがぎっしり乗っていた。
列に並び、こりゃ立ち乗りかなとあきらめていると
補助席を使い出し、立ち乗りゼロで出発してしまった。
さっそく乗り遅れた。早めに出てきたつもりだったのに。みな早いな。
だがもう一台、ホテルのマイクロバスが佐貫駅に向かっているとのことで待った。
しばらくしてマイクロバスが到着。
左側の一人乗りシートに座った。
並んでいたカメコが全員乗りこんでも満席にはならず
なかなか発車しない。
じれた時間が流れる。
駅前の表示によると、ここは茨城県龍ヶ崎市という土地らしい。
龍ヶ崎というと、流通経済大学のサッカー部があるところだ。
大前のいた付属高校は都心寄りの柏にあるようだ。
補助席が徐々に埋まっていき、一列四人状態となり、ようやく満席で出発。
バスの窓から見える茨城の町並みは、見渡す限り何もなかった。
一見、農地のように見えるのだが、ただ雑草が生えているだけな気がする。
収穫後の田園には見えないし、なんだったのだろう。
とにかく遠くまで見通しがきいて、何もない土地。
信号もほとんどなく、ノンストップでマイクロバスは進んでいく。
結構な距離を進んだ。タクシーに乗っていたら、そこそこの金額になりそう。
送迎バスがあって良かった。
つくばみらい市に入った。
そんな町があるのだな。
窓から見える景色が木々で覆われはじめ、それが途切れると湖らしきものが目に入る。
いよいよだ。
つくば市のホテルレイクサイドつくばに到着。
ホテルの駐車場でバスを降りる。
下の方にテニスコートなどを見下ろせた。
ホテルの玄関へは向かわず、屋外プールへ直行。
長机の受付で3500円を支払ってプールサイドに入ると
日陰には多くのカメコが座っていた。
このあとも大型のバスとマイクロバスがもう一回ずつ佐貫駅から輸送をし
300人近くが集まったように思う。
屋外プールは狭かった。
まあ、ホテルのプールとはこのぐらいの規模なのだろう。
これまでの撮影会で使ったような大規模な行楽施設ではない。
ウォータースライダーなどはあるものの
端から端まで歩いてすぐといったところ。
すでにプールは使われておらず、だが水は張られたままで緑色に濁っていた。
その影響で水面には小さな虫が大量にいて
プールサイドの壁際にも虫がたくさん張り付いていた。
こんな衛生環境のところでやるのだと気持ちが引き締められた。
これまでのプールはどこも清潔だったなあ。
だがこれが真のシーズン後の屋外プールだ。
10時20分ぐらいからオープニングの集合撮影のための場所取りが始まった。
いざ指定された水際に行くと、虫が余りにも多くて難儀した。
だがカメコの群れがその場でじっとし続けると、虫の群れが徐々に離れていった。
ホテルの建物からモデルさん達がやってきた。
10時45分ぐらいからオープニングがスタート。
二回目の大型バス&マイクロバスに乗れなかった人達は
タクシーでこちらに向かっていると説明がされた。
一人のモデルさんが前入りしていたものの、高熱で帰ったそうだ。
11人のモデルさん達が水着姿でずらりと並び、挨拶をしていった。
早くも暑さでくらくらした。
午前11時より午前の部がスタート。
11人のモデルさんがレフ板スタッフに付き添われて屋外プールに散っていく。
今回は場所が狭いので、どうしても背景に他のモデルさんの撮影群が入ってしまう。
いかにそれを避けたところで撮るかが大事だった。
プールの池と池の間には、小高くなっている橋が架けられているのだが
その頂上にモデルさんが上がり、青空を背景に撮るのは人気があった。
プールの水は濁っているので入ることはできない。
プールを背景にすると、他の撮影群も背景に入ってきてしまう都合
壁や金網を背景にしてしまうことも多かった。
あとは更衣室出入り口にあるシャワー場を撮影場所にしたり。
狭いので、場所があるなら使ってしまえというスタンスだった。
青空を背景にしたとき、そんなに絞らなければ全く問題ないのだが
顔の影をとるためにストロボ発光したときは
どうしても青空にセンサーの汚れが薄く出てしまった。
薄い墨汁が点々と垂れたようなものが、僅かに出る。
これは憎いね。
青空を白く飛ばしてしまえば問題無しだが
青空をいかそうとすると、うーんセンサー汚れが僅かに気になる。
衛生的に厳しいこの場所でレンズ交換などしたせいか。
このプールは狭いので、少し望遠が効くぐらいのズームレンズが一番良かったかも。
狭いプールなので、最短55ミリの望遠レンズでは全身が収まらない撮影場所が多く
かといって50ミリ以下の標準レンズばかり使っていたのでは顔のアップが撮れない。
そんな距離が多かった。
多くのカメコはレンズ交換などせず、カメラ二台体制も見受けられる。
現場でレンズを交換するかどうかは、散々ネタにされ続け、討論はやまず、答えは出ない。
多少センサー汚れが出ようが、レンズはどんどん変えるべきだ、
あとで修正すりゃいいじゃんという野性味溢れる冒険カメラマン。
それに対し、屋外の現場でレンズを外すなんてとんでもない、
レンズをつけかえるのは自宅の無菌室だけだと神経質になるカメラマンもいる。
どっちも正しい。
今のデジタルカメラ時代、センサー汚れが生じるのは必然。
レンズとボディの一体型カメラですら、自然とセンサー汚れが生まれる。
フィルム時代にはなかった悩み。
一眼レフカメラでたとえレンズ交換ゼロで使い続けても、いつか必ずセンサーは汚れる。
この世は埃や塵で構成されているのだから。
私は自宅ならミラーアップさせ、ブロワーでセンサーを吹く派です。
何もしないでおくと、余計に汚れるだけだから。
どのぐらい吹くべきか、カメラの自動クリーニングの頻度やいかに。
答えは出ないですね。ほどよく、ほどよく。
この撮影会のあと、東銀座のキヤノンサービスセンターへ行き
センサーの掃除をしてもらった。
今まではセンサー掃除が1000円ほどだったが、急激に値上げしていた。
あんしんメンテというサービスに代わり
センサー掃除以外の様々な掃除や点検もしてくれるのだが
3240円もとられました。
そんな殺生な。
良かったことといえば、高額になって持ち込みが減ったせいか
待ち時間が二時間弱で済んだ。
私は待ち時間は松坂屋のソファーでごろごろ寝てます。
あそこは機関銃のように喋る婦人達と居眠りサラリーマンが多い。
パナソニックみたいに秋葉原にサービスセンターがあれば一番楽なのにな。
自宅から歩いてサービスセンターなら、カメラ好きにとって天国ですよね。
でまあ、閑話休題、話をもとに戻して
午前の部の撮影ですが、場所が狭いため広い囲みを作れず、
人気のあるモデルさんを撮るのは大変だった。
それでも順調にこなしていき、12時45分に終了。
一時間強の昼休みに入った。
ホテルのレストランで食事をするカメコが多かった。
私は途中で食べると調子が悪くなるので給水だけ。
あとは日陰で休んでいた。
トイレはプールの更衣室にあるものを使用。ここは清潔だった。
午後の部が始まる前に、歌の時間があった。
モデルさん二人が一曲ずつ披露。
水着のまま歌うのはアイドル水泳大会みたいだ。
あとはそのまま午後のオープニングへ。
11人のモデルさん全員が新しい水着で登場。
集合撮影のあと14時からの午後の部がスタート。
ノンストップで乗り切れるかと思ったが
途中で体力的につらくなり、屋外プール外に出て、自動販売機で給水した。
もう暑いのなんの。無理しない。
あえて日陰で撮影するモデルさんのところへ行ったり。
プールサイドから階段を上ったところにある二階テラスが完全に日陰となっており
そこでの撮影はモデルさんもカメコ達も楽だった。
だがスタッフさんは階段からレフ板を掲げないと太陽をゲットできず、大変そうだった。
日陰でもさほど暗くならないのはレフ板のおかげ。
カメコが自前で持つような小さなレフ板ではなく
どでかい銀色の輝く板がモデルさんに付いて回る。
いつもなら全参加者が終了ぎりぎりまで撮影するのですが
今回は送迎バスの最初の便に乗りたい人が多く、やんわりとプールから人が減っていった。
15時45分にあちこちでカウントがとられ、撮影会が終了となると
カメコ達が一斉にホテル玄関のバス乗り場へ向かった。
私はモデルさんからお菓子のプレゼントを受け取っていたりして遅れてしまい
屋外プールを出たときには長蛇の列で、乗り場の玄関は遠かった。
最初の便の大型バスとマイクロバスには乗れなかった。
どうせすぐには来ないだろうと列には並ばず、冷房の効いたホテルのロビーに入った。
売店でかき氷アイスを買った。140円と地味に高かった。
テレビの前のソファに座り、かき氷アイスを食べた。
ロビーではスタッフ達が喋っていて、モデルさん達は温泉に行った。
このホテルは温泉があるのだ。露天風呂。
つくばで温泉とは意外だ。
ホテルのロビーで茨城新聞を読んだりした。
温泉から上がってきた私服姿のモデルさん達は
売店でアイスを受け取り、食べていた。
モデルさん同士、どのあたりが仲が良いとかわかりますね。
40分ぐらいして最初の便がホテルに戻ってきた。
私と同じようにロビーでごろごろしていた者達も外へ出て列に並ぶ。
ところが二便の大型バス、マイクロバスも満席で行ってしまい、乗れずじまい。
まさか二便にも乗れないとは想定外。外で並んでおくべきだったか。
スタッフから連絡があり、三便には残りの参加者とスタッフ全員がもれなく乗るので
外で列は作らず、バスが戻ってくるまでロビーで休んでいてくれと指示があった。
ロビーには他のスポーツ施設を使用したあとの客達もいた。
長風呂だったモデル達も戻ってきて、洗う場所が多すぎるせいだと冷やかされていた。
全面ガラス張りの窓の外が暮れていく。
結局、三便がやってきたのは17時過ぎだった。
ロビーでぐたっと寝ていた一行がぞろぞろと玄関へ向かう。
行きはマイクロバスだったが、帰りは大型バス。
参加者は全員後ろに詰めてくれと指示があり、左の窓際に座った。
補助席も使われ、一列に五人が並ぶ。
モデルさん達はみな大きなキャリーケースを持っていて
それを前方の席に積んでいったのだが
それではスタッフが全員乗れないことがわかり
キャリーケースの山をすべて外へ出し、バスの腹にある収納へ入れていった。
バスの後ろ半分に参加者が乗り、前半分にモデルさんとスタッフ達が乗り
満席で出発。
どのモデルさん同士が相席とか、人間関係が見られます。
まだぎりぎり外の景色が見える時間で良かった。
これが夜で外の景色が見えず、バス車内が密室状態になると私は苦手だ。
閉所恐怖症というやつ。
電車は全然平気なのだけど、こうしたバスで補助席まで人が詰まり
身動きとれない状況だと途端に怖くなる。
補助席を使わず、通路が空いていれば平気。
バスは補助席を使うと通路が塞がり、もうどこへも行けなくなる。
実は乗客一人一人が極端に狭い空間に監禁された状態なのだ。
その現実を消し去り、緊張感を逃そうと、窓から暮れゆく茨城の平原を眺め続けた。
佐貫駅でバスを降り、大きく深呼吸した。
やってきた上りの常磐線は結構混んでいた。
窓の外は暗闇になり、車内が鏡のように映るだけ。
若い頃は疲労したあとは寝られたものだが
今では疲れるほど眠れず、炎天下で火照った体が邪魔で仕方なく、早く着けと願う。
上野で常磐線を降りた。
上野駅の構内は天井が低い。
京浜東北線で秋葉原に帰ってきた。
この街で生きる。
もう今年は水着撮影会はありませんが、コスプレ撮影など行きたいと思います。
そして清水エスパルスのJ1昇格を願っております。
カメラと共に。
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