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2016年11月20日 (日)

徳島ヴォルティス 1-2 清水エスパルス  鳴門大塚ポカリ陸上

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得点 犬飼 藤原 金子

キックオフが近づいてきた。

二時間半後には立ち位置が大きく変わっている。

過去は変えられないが、未来は作れる。

得点と書こうと思ったら、間違えて徳島と打っていた。

そのぐらい意識が徳島だ。

鳴門海峡・大塚製薬スポーツパーク・ポカリスエット陸上競技場。

駅から歩いていくと、本州とは異なる四国の様々な光景に目を奪われるだろうが

シャトルバスでスポーツパークまで行ってしまうと、気づかないままかもしれない。

できれば清水サポーターの多くに、スタジアムの外、本物の四国を味わってほしい。

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清水のスタメンもベンチもいつも通り。

GK植草、DFは真ん中に角田と犬飼、サイドバックに松原と三浦。

中盤、ボランチは河井と竹内。

攻撃は両サイドに白崎と枝村、トップにテセと大前。

ベンチは攻撃要員に北川、金子、村田。

中盤から守備にかけて本田、鎌田、二見。GK控えは高木和。

徳島の面子は正直知らない選手ばかり。

攻撃の外国人が怪我でメンバー外のようだ。

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清水はオレンジの選手バスを四国まで持ってこなかったようだ。

かつて大分が日本平まで選手バスを持ってきたことがあった。

薄雲りな徳島。

清水のベンチには、この試合に来ていない選手達のユニフォームがかけられている。

空いている徳島ゴール裏と比べ、ぎっしり混んだ清水ゴール裏。

4000人サポーターが詰めかけた。

ポカリスエットスタジアムはオレンジ色に染まっている。

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選手入場。

相変わらず日本代表と同じ音楽をかける徳島運営。

私がかつてここを訪れたときは芝生のバックスタンドだったが

今では屋根のついた客席スタンドができている。

やけに青々とした人工芝のように見えてしまう徳島のピッチ。

清水はアウェイの白ユニフォーム。

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キックオフ。

青いユニフォームの徳島選手達が攻撃的に襲いかかる。

徳島はちんどん屋のようなチンチンカンカンという打楽器で応援している。

徳島のシュート、GK植草ががっちりキャッチ。

清水の方が押している時間は長いが、まだシュートを撃てていない。

オーロラリボンにはボンカレーやポカリスエットの広告が流れる。

昔は一般家庭に電子レンジなどなかったので電子フードはなく

お湯で温めるボンカレーは貴重な存在だった。

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まだ前半序盤だが、ここで他会場、松本0-1横浜。

清水にとってありがたい流れ。

松本は下部組織の選手に不祥事があり、その影響が出ているかもしれない。

声の応援は清水ゴール裏しか聞こえない。

徳島はちんどん屋な音だけが響く。

清水のボールキープが多いのに、シュートがあるのは徳島。

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犬飼が足を踏まれてぶっ倒れた。

角田と犬飼が前に持ち上がることが多い。

右サイド中心の攻め。

清水のコーナーキック。

大前の蹴ったボールを犬飼がヘディングシュートするも枠に収まらず。

過去3チームをJ1昇格させている小林監督。

この清水で必ず4チーム目の昇格を実現させる。

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清水が優雅にボールを繋ぐが

そこを奪いとって徳島の強烈なシュートが襲いかかる。

徳島は無理な形で撃ってくるので

GK植草も難なくとめているが、清水もシュートが欲しいところ。

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河井が背中を押されて倒された。

ペナルティエリアのすぐ外で清水のフリーキック。

大前は直接狙うかと思ったが、ループ気味のふんわりクロスを上げた。

犬飼がそのボールをヘディングシュート、ボールは地面にバウンドして転がっていき

サイドネットに突き刺さった。

ゴール!

清水先制!

徳島0-1清水。

転がっていくゆるやかなボールだったが

右利きのGKにとって最も難しい左下隅に突き刺さった。

GKも届かず。

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だがあっという間に追いつかれた。

徳島の選手がペナルティエリアすぐ外から強烈なシュート。

GK植草はジャンプするも届かない。

シュートボールはバーを叩いたあと、ゴール内へ落ちた。徳島のゴール。

徳島1-1清水。

甘くない。

ゲームは振り出しに戻った。

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互いに超攻撃な激しいゲームとなってきた。

得点直後に失点する甘さ。

なんとか耐えたかった時間だった。

この辺り、清水の選手達が一週間溜め続けた緊張が先制ゴールでふっと切れ

甘くなってしまったのだろう。

とても理解できる心境だが、やはり甘い。

徳島の選手達は背負うものがなく自由にプレーする。

清水の選手達は大変だ。

もっともっと引き締めて、力強くありたい。

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清水は焦って攻め、奪われることが多い。

そのあと走り回されている。

走ってばかり、体力は大丈夫か清水。

徳島は普通にプレーしているだけだろうが、清水は明らかに焦っている。

見てる私もぞくぞくしている。

ここで冷静でタフなプレーをする大変さ。だが可能にしたい。

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ここまで右サイドの攻撃ばかりで、左サイドが使われない。

松原が試合に絡んでこない。

松原はアピールするも、ボールが回ってこない。

久しぶりに左サイドの攻撃かと思いきや、徳島にボールを奪われた。

45分を過ぎてアディショナルタイム1分へ入った。

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前半終了。

徳島1-1清水の同点でハーフタイムへ。

得点直後の失点はもったいなかった。

他会場、札幌0-0金沢。

松本は前半アディショナルタイムにまたもやPKを獲得。

横浜のハンドだそうだ。もはや達人、名人芸だな。

PKが決まり、松本1-1横浜で前半終了。

毎試合、確実にPKを得る松本。

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日本平の試合と違い、正確なプレーができていない。

ポカリスエットスタジアムのピッチがそうした状況なのだろう。

両サイドバック、三浦と松原のクウォリティが低くなっている。

日本平でどんぴしゃのクロスを上げている二人が苦戦。

だがそれでも戦うだけ。

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後半キックオフ。

ゴール前で徳島選手のエルボーを受けたテセが起き上がれない。

出血があるようだ。

出血がある場合は、治療目的よりは他の選手達に持病等が血液感染しないようにするため

ピッチに入れない。

そしてこのタイミングで松本が勝ち越しゴール、松本2-1横浜。

今の状況だと札幌と松本の昇格、清水はプレーオフだ。

竹内が顔面に相手のキックを受け、両チームの選手達が集まり騒然となる。

竹内も出血してピッチに出られない。

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だが早くも横浜FCが同点ゴール。

松本2-2横浜。

まったく先が読めない全試合同時刻キックオフの最終節。

横浜FC様様な展開だ。

復活したテセが前線でポストプレー。

復活した竹内が前線にパスを入れる。

まだまだここから。

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残り30分。

普段なら選手交代を考えていく時間帯。

だが最終節、カード累積の持ち越しはプレーオフにはない。

大前やテセを温存の意味で下げる必要はない。

札幌、清水、松本、三会場とも同点のまま。

清水は無理にでも撃つようになってきたが、やはり決まらない。

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残り25分、ついに大前を下げ、金子が入った。

小さな体で敏速に敵選手を掻い潜る、そんな金子に試合を任せる。

若さをぶつけろ、金子。

上位3チームが3会場とも同点なのは、背負っているものの重さだろう。

41試合もこれまで戦ってきて、この僅差。

42試合目の最終節、清水は勝つぞ。

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残り20分、渋く渋くなってきた、薄曇りなポカリスエットスタジアム。

松原がボールをとられた。

どうにも松原がぱっとしない試合だ。

日本平の上質ピッチでないと実力が発揮できないか。

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右サイドからスピードのあるクロスをテセが放った。

これをゴール前に走りこんだ金子がシュート、ゴール!

清水勝ち越し!

徳島1-2清水。

このリードを受けて、ライン際で交代を名乗り出ていた村田をベンチに下げ

枝村を続けさせた。

この得点差でそのまま逃げ切るという小林監督の意思。

はっきり伝わっていい。

ここで悩んでしまうとよくない。

すべての選手が、サポーターが、完全に理解した残り時間の方針。

わかった、枝村でそのまま守りきる、村田を出して猛攻撃ではない。

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もう、金沢がゴール決めちゃえよ、清水が優勝するぞ、そんな気持ちも芽生えてくる。

だが清水は一点差でシビアなリード。

俺達は枝村と共に行くんだという強い意志を

清水エスパルスに携わるすべての人間が持つ。

私も持つ。

ポカリスエットスタジアムのサポーターも持つ。

日本全国のサポーターも持つ。

静岡県民全員で持つ。

この世のすべてのオレンジな人々が、枝村と共に試合終了まで耐えることを誓う。

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札幌はもうガチガチに守って、ドローで優勝狙いなのかもな。

そもそもドローでいいわけだし。

残り10分を切って、もうドローでええわ、ドローで優勝するぞという札幌か。

そこへつけこめ、金沢。

金子が果敢にボールを追い回す。

徳島は無茶なシュートを撃ちまくる。枠に収まらない。

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余り関係ない試合だが、J3降格危機の岐阜が勝っている。

私のルーツである岐阜がJ2残留をかけて必死で戦っている。

これは来年、岐阜と名古屋のダービーがJ2でありそうだ。

そんなことも気にできる余裕か、いや、まだまだ全然わからない。

ただの一点差。

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残り5分、ここで河井が下がって本田が入った。

コンディション的な限界か。

ここで他会場、松本が勝ち越しゴール。松本3-2横浜。

なんたる追い上げ。

厳しいのである。

ここで弦太が足攣り。

本田にのばしてもらっている。

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残り2分、清水は最後の交代。

弦太は担架で外に出た。

そして鎌田が入った。

もはやディフェンスあるのみ。

徳島はパワープレー狙い。

どんどんボールを上げてくる。

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90分が過ぎてアディショナルタイム4分に入った。

徳島のコーナーキック。

徳島のシュートは宇宙開発。

だがここで仕切り直せる。

残り3分、植草のゴールキック。

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ここでゴール裏は落ち着いたフォッサエスパルスを歌いあげる。

落ち着けという選手へのメッセージに思える。

残り2分。

またも徳島ボール。

残り1分。

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金子はボールをキープできず、打ち上げてしまう。

残り30秒。

徳島の攻撃が続く。

徳島のシュートがまた枠を外れた。

94分を過ぎた。

植草のゴールキック。

サポーター達は、共にいこう、いつまでも俺達がついている、エスパルスを歌い始める。

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植草がボールを蹴り、同時に審判は試合終了を告げた。

徳島1-2清水。

清水エスパルスの勝利。

ピッチに倒れる選手、泣き崩れる選手。

耐えて耐えて耐え続けて勝った。

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札幌はドローで優勝。

松本は勝利したが、清水に届かず。

清水エスパルスJ1昇格決定。

涙がとまらないテセ。

一年でしっかりJ1に戻った。

これが清水の誇り。

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ヒーローインタビューは金子。

ゴールの瞬間は頭の中が真っ白になったと答える。

2017Tシャツを着た犬飼も登場。

J2リーグの42試合が終わった。

J1自動昇格は札幌と清水。

シルバーコレクターとしての本領を発揮し、2位でのJ1昇格で幕をおろした。

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ゴール裏には相変わらずの面々が並んでいる。

徳島にかけつけた4000人のサポーター。

2017Tシャツを着た選手達がゴール裏に挨拶へ来た。

代わって入った金子、代わらなかった枝村、この二人という選択。

勝ちロコが始まった。

ロコロコはアウェイということか一節だけで終わり

まだ続けるつもりだった選手達がおろろと足を躓かせる。

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ゴール裏を背景に、選手達や監督コーチ陣が記念撮影。

プレーオフはないままにJ2リーグを卒業することができた。

そして小林監督に選手達からドリンクが浴びせられ

小林監督が胴上げされた。

ずぶ濡れの小林監督がゴール裏に挨拶する。

サポーターからメガホンを受け取る小林監督。

挨拶のあと小林清水コールが起こる。

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選手達はメインスタンドのエスパルスサポーターへも挨拶。

メインスタンドにも大勢したエスパルスサポーター。

四国の徳島で無事に勝利。

2位でJ1昇格を決めた。

来年はJ1リーグで旋風を巻き起こそう。

そして余り関係ないところで、FC岐阜がまさかのJ2残留を決めていた。

来年のJ2リーグ、岐阜と名古屋、仲良く喧嘩しな♪

清水は磐田との静岡ダービーが復活だ!

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