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2016年11月28日 (月)

J1昇格PO準決勝 松本山雅 1-2 ファジアーノ岡山 アルウィン

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得点 押谷 パウリーニョ 赤嶺

大雨の松本アルウィン。

裸の岡山サポーター。

野ざらしなバックスタンドはさすがに両サイドが空いている。

大粒の雨がこれでもかと降りかかる。

デーゲームなのに雨雲に空は覆われ、照明がすべて点いている。

アルウィンはバックスタンドに屋根がないが

分散照明でピッチに影ゼロを保つため、照明設備だけが客席上方に張り出している。

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リーグ上位の松本は引き分けで勝ち抜けできる。

岡山は引き分けでは終わる。勝たなくてはいけない。

J2リーグ終盤で山ほど見られた松本のPK獲得シーン。

その一点で勝ち続けた。

だが松本のPK狙いのサッカーなんて意味がない。

炭水化物抜きダイエットで細身を手に入れ、早死にするようなものだ。

長い目で見て自らの首をしめている。

それでも今、J1昇格するのか松本。

本当にダイエットして健康にならなきゃ意味がない。

そのためにも岡山が奮闘すべきだ。

センターバック真ん中のベテラン岩政。

勝者のメンタリティがある彼が岡山を最終ラインから押し上げる。

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キックオフ。

大雨のためボールがよく転がる。

非常に滑り延びるボール。

松本はまだ試合序盤なのに、GKがハーフラインまで上がって

こぼれ球を前線へ送り返す。

ドロー勝ち抜けができるがこそ、前半はある程度リスクを冒してでもゴールを奪うつもりだ。

テレビ中継で見ても雨の強さがわかる。

松本のような内陸は夏は暑くて冬は寒い、雨風強いでしょうな。

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松本がロングフィードで前線にボールを入れた。

このボールを弾くだけでなく、ヘディングなどで複数の選手が繋ぎ、マイボールにした。

そして最前線へ向かってロングフィード。

ボールの落下地点には複数の松本ディフェンス陣がいたが

赤嶺が競り勝って、ヘディングでさらにボールを前へ送りこんだ。

そのボールを受け取った押谷がディフェンス陣もGKも振り切ってシュート、ゴール!

岡山先制。

松本0-1岡山。

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松本はGKが前に出すぎていて、岡山のカウンターに対処できなかった。

きちんと下がっていれば、岡山の押谷と松本のGKが一対一になり

かなりの確率でシュートを防げたはず。

その零れ球の処理も松本ディフェンス陣が処理してくれる。

だが松本のGKは前に出すぎていた。

これは大きな欠陥だ。

岡山の押山の見事なシュートも評価できるが、松本GKは早まったものだ。

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アルウィンのピッチレベル席がないラインに沿った客席はカシマスタジアムを思い出す。

エスパルスに新スタジアムができるなら、こうしたスタジアムじゃなく

フクアリをベースにして、フクアリにピッチレベル席をプラスしたような客席にしたい。

やっぱ自分はフクアリの全席特等席という造りが好きだな。

主審はいつ見ても、ワイルドスギちゃんな風貌だ。

ワイルドだぜ。

スギちゃん、ワイルドだから松本がぶっ倒れ演技をしたら

さっさとPK与えちゃうぜ、ワイルドだろ。

ということにならなきゃいいが。

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ひどい雨だな。

メインスタンド上方からの俯瞰アングルでも雨が目立つし

ピッチレベルの画面に変わると雨が風に流され、大気を暴れ倒す様子が見られる。

選手達はずぶ濡れどころか、つねにシャワーを浴び続けているようなものだ。

45分が終わり、前半アディショナルタイムは一分。

このまま前半終了。

他会場ではセレッソ大阪1-0京都サンガ。

非常に順当な状況だ。

松本アルウィンは雨がひどすぎる。

雨じゃなく豪雨だ。

ピッチに桁外れの豪雨が土砂降っている。

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後半キックオフ。

岡山の赤嶺がドフリーでヘディングシュートを放つも

ボールはGKの真正面へ。

もったいない。

松本の猛攻撃。

次々とシュートを放つ。

松本のシュートはポストに弾かれるも、波状で繰り出される枠内シュート達。

それらすべてを岡山ディフェンス陣が全力で掻き出す。

まだ後半序盤だがコーナーキックを得た松本はゴール裏を煽る。

応援を引き出す。

岡山は防ぎ続けているが、まったく攻めないままでは、いつか松本に決められる。

そろそろ攻撃も見たい。

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岡山の選手がペナルティエリア内で転倒した。

獲物を得たとばかり、松本はその選手の腕を目がけてボールをキック。

背後から岡山選手の腕にしっかりボールは当たった。

だが主審はノーホイッスル。

憤る松本選手達。

まだPK獲得芸を出すべき時間帯ではない。

あれは最適な時間に最適なタイミングでやるからこそ

爆発的な効果を発してきたことは松本選手達自身がよく知っているはず。

まだ後半も折り返していないのに、早くもPK獲得芸に走る松本。

焦っている。

12200人の集客が発表された。

この土砂降りのなか、屋根のないスタジアムではこの集客が限界か。

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岡山のコーナーキック。

今度は岡山選手が岡山ゴール裏を煽る。

暴風雨のなか応援が過熱する。

松本のコーナーキック。

パウリーニョがヘディングシュート、ゴール!

松本1-1岡山。

松本のファイナル進出が近づいた。

これだけ攻められ続けていると、岡山がもう一点はきつい。

虎の子の一点を失った岡山。

ここまでか。

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残り15分。

選手ユニフォームのネームはニックネームや下の名前が増えたものだ。

残り10分。

岡山は攻撃の枚数を増す。

岡山のシュートを松本がハンドでとめるも、ノーホイッスル。

主審はPKをとらないという意思を感じる。

この大事な一戦にPKは出したがらない。

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残り5分。

厳しくなってきた岡山。

松本は攻撃の軸である工藤を下げ、守り切るモードに入った。

岡山は放り込みばかりのパワープレーに走るも、シュートまでいけない。

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90分が過ぎて後半アディショナルタイム4分に突入。

岡山は必死に攻撃するも、松本は弾き続ける。

アディショナルタイムが2分経過。残り2分。

岡山はラインを割ったボールをGKがスローイン。

また岡山はボールを大きく放りこんだ。

これを松本ディフェンスがヘディングクリア。

クリアボールを岡山が奪い、前線で繋ぐ。

そして唯一ペナルティエリア内に走りこんだ赤嶺にボールが渡った。

赤嶺とGKが一対一になる。

赤嶺のシュート、ゴール!

この土壇場でまさかの逆転劇。

松本1-2岡山。

最後まであきらめない岡山が、豪雨の中、J1昇格を手繰り寄せた。

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奈落の底に突き落とされた松本。

だがまだ試合は終わってない。

試合が再開されると、岡山の守備の主軸である岩政にイエローカード。

ペナルティエリアすぐ外での良い位置で松本のフリーキック。

これを防いだ岡山。

今度は松本のパワープレー。

必死に掻き出す岡山。

松本はGKも上がった。

松本の総攻撃。

そして松本のコーナーキック。

松本の攻撃を岡山が防ぎ続ける。

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松本のクロスボールがゴールラインを割ったところで主審が試合終了を告げた。

松本1-2岡山。

ファジアーノ岡山がJ1昇格プレーオフのファイナルへ進出した。

この暴風雨のなか、互いのポテンシャルなど吹き飛び、戦意だけのぶつかり合いだった。

そして岡山が勝利。

岡山が決勝進出。

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松本はリーグ終盤を支えたPK獲得芸ができなかったのが敗因だろう。

主審はこのゲームの重要さを前にして、PKなど到底出せなかった。

リーグ戦でまったく同じゲームが行われていたとしたら

PKを何度も獲得した松本が勝った試合かもしれない。

だがこの重要すぎるゲームに対し、主審はPKを出せない。

ここを読めなかった反町監督の限界でもある。

この岡山の上昇気流は大きい。

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他会場、セレッソ大阪1-1京都サンガ。

こちらはリーグ上位のセレッソがドロー勝ち抜け。

ドロー勝ち抜けしたチームが、この豪雨のゲームを征した岡山を抑えられるか。

岡山のゴール裏からは湯気が立ち、白煙に包まれている。

岡山ゴール裏は特に裸のサポーター達から湯気が出続けている。

Jリーグの審判はPKばかり出すと批判的だったが

こんな重要な試合を任されて、とてもPKなど出せない。

ただの一戦ではない。

その恐ろしさが松本を封じた。

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今年のJ2は上位3チームが最終的にほぼ同じ勝ち点で並び

4位以下を突き放した。

僅かの差で自動昇格を決めた札幌と清水。

僅かの差でプレーオフに回された3位の松本。

そして3位の松本は勝ち点が20近く少ない6位の岡山にぼこられて終わるという。

この暴風雨がなければ、松本は上手くやれただろう。

アルウィンでこれだけボールが走るのは岡山にとってアドバンテージだった。

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