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2017年5月17日 (水)

吹田スタジアム  清水エスパルスゴール裏に入場

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吹田スタジアムが非常に見やすい理由は客席の傾斜角だけではない。

ピッチと客席の距離がちょうどいい。

IAI日本平の場合、ゴール裏二階席やメインスタンドは

ピッチとの距離が詰まりすぎていて

あれではいくら傾斜がきつくてもピッチ手前が見えない。

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傾斜角のままピッチに張り付くまで伸ばしていって

その地点がゴールラインやサイドラインと同じだと、少し近づきすぎに感じる。

ラインから6メートル離した時点から

ゼロタッチの最前列が始まるような離れ具合がいい。

IAI日本平の二階ゴール裏やメインスタンドだと距離が詰まりすぎ。

あと6メートル、できたら10メートルぐらい

ピッチから後方に離した方が見やすくなる。最適だ。

だが山を切り崩したなか、増築していった過程もあり

土地がなかったことが窺える。

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日本平の二階ゴール裏もあと6メートルでいいから

後ろに下がれば視界は相当マシになる。

ただただ客席をピッチに近づければいいという話ではない。

適切な距離がなくては、いくら傾斜がきつくても手前が死角になる。

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その死角を見るために、椅子に立つ人や通路に台を置いてのぼる人が発生する。

神戸のゴール裏などがその最たるもので

専スタとはいえ、ピッチが全然見えない客席である。

適切な距離、適切な高さ、適切な傾斜角、すべてが揃ってこそのスタジアムだ。

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そんな基礎の基礎は

スタジアム設計者なら理解しているはずだと万人は思いがちだが

実はやっつけ仕事ばかりであり

余りにいい加減なスタジアムがこの世に無数に存在する。

それらをすべて払しょくし、当たり前を当たり前に実現した吹田スタジアムだ。

この当たり前は当たり前じゃない。

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最前列は旗をここより前に出してはいけませんよという柵がある。

ちなみにガンバ大阪側は

ナチスを連想させる応援グッズを使用したということで

旗や弾幕が全面的に禁止となった。

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スタジアムのひずみがつまらないいざこざを引き起こす。

富士通スタジアム川崎なんて、見づらいは排水溝に水は溜まって池状態だわ

最近立てたにしては、おんぼろすぎる。

以前の鉄骨で組まれた川崎球場の方が100倍マシ。

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陸上競技場より見づらく遠い埼玉スタジアムや

全体的に良好だがピッチレベル席がないカシマスタジアム、

客席がピッチと詰まりすぎ、半分ぐらいが死角席のIAI日本平と

どうにも不具合なスタジアムが多いJ1リーグ。

そんな中、客のことを考えた、大事にしたスタジアムがようやく誕生した。

そんな吹田スタジアムだ。

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劇場でいえば本多劇場のようなものだろうか。

役者が使いやすさ、見やすさを求め、自前で建てた。

吹田スタジアムがここまで快適さを求められたのは

パナソニックが自前で建てたおかげだろう。

自治体が建てるとなると原発ですらおざなりな施工をする。

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360度に屋根。

暑い日だったが、客席は完全に日陰となり楽だった。

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屋根がきりとった空。

大阪は快晴。

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屋根は一部スケルトン。

日照時間を確保。

ピッチコンディションを上げます。

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アウェイゴール裏に入るにはチケット提示が必要ですが

アウェイゴール裏のコンコースに入るだけで

ホーム側の応援グッズを身に着けていないかチェックが入ります。

アウェイグッズを身につけない限り

スタジアム中のコンコースへ移動でき、売店等利用できます。

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自由にスタジアム内を移動できた方がいいですね。

アウェイの狭い区画に収監されると

ストレスが増して、よからぬトラブルも増えます。

ガンバの試合は再入場可、コンコースもどこへも移動可ですので

ストレスフリー。

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