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2017年8月 7日 (月)

最上もが でんぱ組.inc 脱退  2017・8・6  その2

Ejgoajgoigoia

ここまで必死に登ってきて、人気絶頂期でほぼ活動休止状態に突入。

ファンも困惑した月日が流れるなか、もがちゃんがすでに脱退したことが昨日公表された。

アイドルで売れたい女の子は多いが、その大半は才能がなく努力は無に帰する。

挑戦して苦しんで戦って努力して落胆して奮起して、

そんな年月を重ねるにつれ、誰もが徐々に見えてくる。

この世界は才能がないと駄目だ。自分は能力や価値が飛び抜けてない。

好きだから、死ぬ程努力したから、なれるわけではない。

ところがなれてしまったのが、でんぱ組.incが魅力を集めた点だったろう。

最上もがの加入が、本来終わっていたはずの地下アイドル達をスターダムに持っていった。

みりんちゃんを始め、個々のメンバーのキャラクターにスポットライトが当たり

人々を魅了してやまない。

それは本来なら売れるはずがなかった人間達がブレイクした結果だ。

普通の芸能人ではありえない、地味だが個性深い人間味を提供し続けた。

加入してから脱退するまでの五年間、

もがちゃんはメンバー内でつねに浮いたままだったし、最後まで浮いていた。

初めて握手会で、もがちゃんと接したときのことは覚えている。

手は伸びたまま握力ゼロ、顔は隠すように俯いて無言を貫き通す彼女の姿に

この商売を続ける力が彼女にあるのだろうかと不安を抱いた。

地下アイドルなどやる気がなかった娘が、どんな経緯か知らないが舞台に立たされている。

他のメンバー達は地下アイドル歴が長く、一度来たファンは絶対に離すまいと

手錠をかけるほどの強力な握手で獰猛に迫ってくるため、その差には驚いた。

そんなもがちゃんだけが爆発的にブレイクし、

地下の世界を抜けて表のメディアで活躍する存在となった。

どんなアイドルグループでも同じことが言えるが

世間一般で外向きに売れているメンバーと、ファンの間での人気には落差がある。

よくテレビに出ているあの娘がいるアイドルグループ。

そのライブではさぞや人気なのかと思って覗いてみると

実はファンの中ではそれほど突出した人気がなく、

ライブステージはメンバー内で脇役だったりする。

そんな構造も含めつつ、もがちゃんの五年間だった。

もがちゃん本人にとっても、グループにとっても、事務所にとってもマイナスでしかなく

もっと稼げたはずだったのにと落胆する人々も多いだろう。

今回の脱退はマネイジメント能力の無さが露呈した結果であり

逆にいえば五年間もよく続けてこられたと称賛に値する。

これが昔からの芸能事務所だったなら、幾らでもやりようがあったと思う。

だがそんなところからは絶対に出てくるはずのない才能だった。

でんぱ組が揃って活動できれば

今のさらに10倍、世界を驚かせることができたはずだと

関わっていた誰もが感じていただろう。

でんぱ組のファンの中では、もがちゃんの存在はさほど目立つものではないが

世間の人は最上もがしか知らない。

唯一世間に顔の知られているメンバーが消滅し、でんぱ組.incは地下に戻ったといえる。

だがマイナスからのスタートではない。

すでにでんぱ組.incという屋号は世間に通じている。

とにかく残った五人で一致団結し、

もがちゃんのスケジュールの都合で開催できなかったインストア商法も再開させ

売り上げやオリコンで結果を出し、その上で駄目なら悩めばいいのではないか。

今は何も見えなくても、そこに立ってみることで発見できる景色や展望がある。

とはいえ重い。

もがちゃん自身、地下アイドルグループに一人可愛い娘がいるという設定が消滅し

ただのタレントとして、どれだけ需要があるかはわからない。

唯一、世間で顔が売れている娘が消滅した上で、活動するグループもつらい。

でも丸五年、よくぞ戦い抜いた。

最上もがの栄光と、でんぱ組.incの軌跡と奇跡。

始まりあれば終わりあり。

そしてまた新たな始まり。

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