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2017年7月2日 - 2017年7月8日

2017年7月 7日 (金)

ルヴァンカップ  J2も参加へ  狂ったJリーグ

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恐ろしい案が通りそうだ。

前年、16位、17位でJ2降格したチームが

翌年のルヴァンカップに参加するのだという。

命懸けで一年でのJ1復帰を目指す両チームだろうに

彼らの足に重石をつけ、J1昇格を妨害するそうだ。

 

狙いとしてはJ2降格したチームのJ1復帰を防ぐことだろう。

清水のように落ちたものの一年で復帰を決められたのでは

Jリーグ側として不味いという判断のようだ。

近年だとC大阪も磐田も二年はJ2にいたし

一年で復帰とは簡単すぎるという判断だろうか。

だが二年目で復帰するのは相当の経営体力が必要だ。

降格一年目で前年の選手達を残留させるのは熱意があれば可能だ。

だが降格二年目で選手を残すのは多くのクラブにとって難しい。

このクラブならJ2リーガーでも構わないというプライドや豪華さが必要になってくる。

また一年目で昇格に失敗すると多くのクラブは金銭的に体力が消耗されるため

二年目も同じ強化費を維持することは不可能だ。

金に余裕がないがJ1にいたチームに対し

一度でもJ2へ落ちたら二度と上がるなと海の底に沈めるような制度だろう。

 

こんなことをして誰に利益があるのか。

J1チームもサポーターもJ2チームとルヴァンで戦うことは望んでいない。

命懸けでJ1昇格を目指すJ2チームがこんなものを望むわけがない。

だとすれば、J2に二年目以上滞在しているチームが

なんとかJ1昇格を目指すため

新たにJ2へ落ちてきたチームに足枷を嵌める、その目的が挙げられる。

ジェフユナイテッド千葉が望みそうな案だ。

J2で8年やっているジェフにとっては、降格してきたチームが潰れるのは望ましい。

とはいえ、今のジェフの順位では、たとえ降格してきたチームの勢いをとめたところで

ジェフが昇格圏に入ることは難しいだろう。

 

いかれて狂った誰も望まない案、J2のルヴァン参加。

16位、17位で降格したチームは

コンクリートで足元を固められた上

東京湾に放りこまれ沈められるようなものだ。

この措置から逃げるため、もう早々と降格決定したチームが

なんとか最下位の18位降格してこのハンデから逃げようと

残りの全試合を大量失点でわざと負けることも考えられる。

totoのことも考えると、非常に不味い状態だ。

 

だがそうでもしてJ1に上がりたいという万年J2チームの気持ちもわかる。

Jリーグにも協会にも多くの人間がいる名門古河、ジェフにとって

新たに降格してきたチームをコンクリート漬けにして

海の底に沈めたいという発想は切実なものなのだ。

 

有能なフロントや死に物狂いの選手達がいる貧乏チームが

J1とJ2の昇降格を繰り返し、エレベーターチームとして存在するのは目障りだ。

それよりは一定の経営規模を確保できている万年J2チームが

J1に上がりやすい環境を作る。

これがJリーグ全体の平和と安全を促すメリットだと捉えることもできる。

 

清水が二年目のJ2に参加し

主力が放出され金もなくなった状態だったとしたら

J2中位ぐらいに停滞し、厳しい現実が待っていただろう。

 

新たに降格してきたチームをJ2から逃すな。

たとえば名古屋グランパスならトヨタ自動車の豊富な資金を活かし

今年昇格を逃したとしても、来年の昇格を目指すことは可能だ。

有能な選手を豊富なギャラで集められる。

 

新たなJ2降格チームに大きな負荷を課すこの制度、

実際始まるとすれば今年降格するチームは地獄を見る。

だがこんなことをしたことぐらいでジェフは絶対上がれないからなと

強く申し上げたい。

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2017年7月 5日 (水)

セレッソ大阪  水着で来場無料

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セレッソ大阪が八月の札幌戦、キンチョウスタジアムで

水着で来場無料企画を行うらしい。

熱心なサポーターはみなシーズンシートを持っているため関係なしか。

それともシーズンシートを持っているにもかかわらず、参加でしょうか。

ただ観戦場所が指定席の特定エリアに限られるようで

自由にゴール裏などへ水着のまま行けるのかは不明。

募集が100名限定ということで

こんな企画なら長居陸上でやって何万人でも参加させればいいのにと思う。

こうした企画は郊外の閑静な住宅地である吹田のガンバ大阪では無理に思う。

大阪市のド真ん中、高層ビルと繁華街に囲まれたセレッソ大阪だからこそやれる。

セレッソ大阪はこの次のゲームがIAI日本平での清水戦。

これはもう清水も引き続いて、水着来場無料企画をやるしかないでしょう。

暑い夏は水着で楽しめるようなスタジアムであるべきだと以前から思ってたんですよ。

ゴール裏は元から上半身裸の連中が多いしね。

公式に水着OKにすれば彼らもズボンをはかずに済んで楽ですし。

違和感ないです。

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チアゴアウベス  肉離れで長期離脱も

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救世主として期待されたFWのチアゴだが

肉離れの程度がひどく、長期離脱の恐れも出てきた。

試合当日のピッチを去る状況を見る限り、三ヶ月あれば完全復帰できるはず。

そこを無理させて一ヶ月ぐらいで、途中出場の切り札として出すか。

難しいところだね。

鹿島をリーグ優勝させ、得点王、JリーグMVPとなったマルキーニョスも

オシム監督のジェフ時代、過酷に使われ過ぎて足を潰し

一時はキャリアを捨ててフットサルをしていた。

そこを清水が獲得し、2005年のJ1残留の切り札となったわけだが

チアゴを夏場は我慢して、終盤の天王山に万全の状態で出すか。

チアゴはそのゲームセンス、判断の速さ、精度が異常に高いフィード、

などが評価される一方、フィジカルの弱さが露呈している。

フィジカルさえ他の選手並なら、ヨーロッパで普通に活躍していただろう。

外見からして細く、ひょろ長い。

育っていく環境で貧しく、食事をまともにとれなかったのかもしれない。

安全でか弱いと言われるJ1リーグの環境ですら

試合中に大変よくぶっ倒れており、

清水サポーターからもシミュレーションをとられかねないと危惧されている。

徐々にあれはわざとでもなく、真底フィジカルがないのだと判明してきた。

サッカーをやるに余りにも細い体、だがサッカーセンスは抜群、

そんな選手がJ1リーグを選んだのは良い判断だった。

だがそんなJ1リーグですらこうなった。

チアゴの能力の高さから、当初は確実に他クラブに引き抜かれると不安視されたが

徐々にチアゴの能力の欠陥、ひょろ長く細い体、プロとして細すぎる足、

フィジカルの無さが露呈してきた。

怪我さえなければ、というのはファンの戯言でしかなく

ボールを蹴るのがどれだけ下手だろうが

プロでやっていくには体の頑強さがすべてだ。

アマチュアサッカーのボール遊びとは違い

プロは肉弾戦であり、どれだけ削られても怪我をしない体こそ才能であり実力だ。

現在の清水の状況を見るに、終盤まで温存し

夏が去るまで治療した方がいいかもしれない。

とはいえ、終盤に久しぶりにピッチに立ったかと思いきや

あっさりそこで負傷して、キャリアが絶たれる怪我をする可能性もある。

どのみち、そのぐらいがチアゴなんだな、これほどのサッカーセンスの持ち主が

清水にやってきた理由と妥当性なのだなと納得。

週末のガンバ大阪戦は、クラブ誕生25周年記念マッチとして様々なイベントが組まれ

宣伝広告も県内では大量に打たれているようで、大掛かりになってきた。

だがこの試合、ただ負けるに終わらず、大量失点で大虐殺される恐れがある。

かつてJ1リーグでは長居陸上で

セレッソ大阪1-9ジュビロ磐田という試合があった。

アウェイの大阪市にもかかわらず、ゴン中山が五得点を決めた伝説の試合だ。

この磐田の9ゴールを越える結果を

週末のガンバ大阪はやらかすのではないかと心配している。

前節の札幌ドーム、試合開始早々の失点ばかり言及されるが

あれは責任逃れでしかない。

一点ぐらい試合開始早々とられてなんだと言うのだ。

アディショナルタイムを含めたその後の90分強で

清水が一点すらゴールを決められなかった現実。

大量失点が続いていた札幌相手に。

次のガンバ戦は大黒柱のテセすら出場停止となり、良い要素がない。

どれだけガンバで偉業を遂げようが、いまだオレンジの炎が消えない長谷川健太監督。

清水の下部組織出身ながらトップ昇格後に上手くいかず

ガンバ大阪でキャリアがブレイクした長沢駿。

この二人の情熱が襲いかかると、C大阪1-9磐田というスコアを

越えるものが生まれるのではないかと心配だ。

どん引きのアンチサッカーを試みればそれは回避されるだろうが

ホーム日本平でクラブ誕生25周年記念マッチとして

県内でのセールスの掛け方は非常に大きい。

必ず勝ちに行く。

それはガンバにとってありがたく、フルボッコできる環境が整う。

現実面でいえば、リーグ終盤にJ1残留がかかった状況になったとき

得失点差が重要になる可能性も高い。

ここで大量失点してしまうと、ハンデが大きすぎる。

とはいえ、県内で暮らす選手達はクラブの押せ押せなセールスを感じ続け

監督の戦術がどうであれ超攻撃スタイルで試合に臨むだろう。

土曜日のガンバ大阪戦、IAIスタジアム日本平、相当やばい結果が出そうだ。

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2017年7月 4日 (火)

清水エスパルス25周年  歴史を振り返る

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1988年、日本が未経験のW杯出場を実現させるため

当時のトップリーグであるJSL(日本サッカーリーグ)内にJSL活性委員会が設置される。

JSLのプロ化を目的としていたが、JSL評議会からは経営の不安を理由に拒否される。

1989年、今度はJSL内ではなくJFA(日本サッカー協会)内にプロリーグ検討委員会を設置。

トップリーグであるJSLをプロ化するのではなく、新たなプロリーグを創設するという手段に出た。

1990年6月までに20団体が新たなプロリーグに応募。

テレビ静岡(フジテレビ系)が中心となって立ち上げた清水市民クラブもその一つだったが

他の応募団体がJSL、JSL2部の実業団であるなか

東海リーグよりさらに下、4部である静岡県リーグ所属の清水FCを母体としており

格も歴史も戦力も明らかに劣っていたが、オリジナル10に入る。

1992年 ナビスコカップ準優勝

今はリーグのシーズンを春秋でやっているが

Jリーグ発足前の日本サッカーリーグは秋春だった。

圧倒的な人気だったプロ野球のシーズンオフに

実業団の他スポーツがリーグ戦を開催していた。

走り回るサッカーは夏場には向かず、冬のスポーツという印象が強い。

夜間照明のある会場は少なかったため、真夏の昼間に試合をやるのは無理があった。

またホームタウンの認識が薄く、地方に本拠地がある実業団チームですら

東京大阪など都市部のスタジアムでリーグ戦を集中開催していた。

豪雪地域で無理に試合を開催する必要はまったくなかった。

客席のないグラウンドでの開催も多く

天候により開催日時と開催地を変更することも難しくなかった。

だがJリーグは地域密着でホームスタジアム開催を前提としたため

天候に左右されづらい春秋でのリーグ開催に時期を変更することを決定。

1991~1992の日本サッカーリーグのラストシーズンが終わったあと

1993年春のJリーグ開幕までの時期調整として、1992年の9月から12月までの期間、

第一回ナビスコカップが開催された。

オリジナル10に選ばれたチームが総当たりの9試合をこなし

上位4チームが準決勝、決勝を戦った。

決勝戦はヴェルディ川崎1-0清水エスパルスとなった。

Jリーグの歴史において初代シルバーに輝き

以後、ファイナルまで行くが優勝できないシルバーコレクターとして存在を高めていく。

1993年 ナビスコカップ準優勝

開幕したJリーグ。リーグ戦では1stステージで4位、2ndステージで2位、年間3位となる。

ナビスコカップでは二年連続のファイナル敗退で準優勝。

1996年 ナビスコカップ優勝

三度目のファイナル進出でついに優勝。

1997年 経営破綻

20億強の負債が表沙汰になり、テレビ静岡が経営から撤退。

鈴与を中心とした株式会社エスパルスが経営を引き継いだ。

1998年 天皇杯準優勝

1999年 Jリーグ準優勝

清水エスパルスが2位以下を大きく突き放し、年間勝ち点1位を記録。2ndステージ優勝。

年間勝ち点6位である1stステージ優勝のジュビロ磐田とチャンピオンシップを戦った。

チャンピオンシップは互いにホームで2-1勝利。

PK戦での決着となった。

これをジュビロ磐田が征してリーグ優勝。

2位以下に大差をつけて年間勝ち点1位にもなり、初のリーグ優勝が最も近づいた瞬間だった。

2000年 天皇杯準優勝

2001年 天皇杯優勝

翌年開催された自国開催のワールドカップには、清水エスパルスから4人が代表選出。

初戦のベルギー戦ではスタメン11人中3人が清水エスパルスの選手だった。

2005年 天皇杯準優勝

2008年 ナビスコカップ準優勝

2010年 天皇杯準優勝

2012年 ナビスコカップ準優勝

2015年 J1リーグを17位で終え、初のJ2リーグ降格

2016年 J2リーグ準優勝 J1リーグ昇格

オリジナル10として出発したため、トップリーグ以外のカテゴリー参加が初となった。

プライドの高い選手サポーター達は優勝でのJ1昇格を当然に思っていたが

勝ち点1差で準優勝となり、シルバーコレクターの本領を発揮、

2位でのJ1自動昇格を手に入れた。

2017年 J1リーグの前半17試合が終わり、4勝。現在13位。

清水エスパルス25周年の試合が今週末開催されるが

ガンバ大阪に大虐殺されるのではないかと不安が高まっている。

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2017年7月 3日 (月)

外神田三丁目の人々

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近所のコンビニなどでは、外国人店員の名札がひらがなだ。

どのチェーン店でもそのような表記が多い。

カタカナより親しみやすくなるからだろうか。

 

もっともっと年老いてから、トラウトは国連事務総長のトール・レンブリング博士に、

あなたは未来を恐れているかとたずねられることになる。

彼はこんな答をするだろう――

「事務総長閣下、わしが肝の縮むほど怖いのは過去ですわ」

 

いま日本では、男性の四人に一人が一生のうち一度も結婚しないそうですが

外神田三丁目を漂う人々の多くがそれに当てはまるかもしれない。

メイド喫茶に代表されるアキバの萌えビジネスといっても

秋葉原駅の間近にある大手の店は外国人観光客や修学旅行生の割合が多く

店内はメイドなどスタッフ側がアキバ色を強く出すわりに、客側がいたってノーマルだ。

どこかの地方のどこかのファミレスの店内と違うかと言われても、余り変わり映えしない。

だが中央通りを渡った先の外神田三丁目となると、客側が異質になってくる。

外神田三丁目は狭い区画だが、100店以上の萌えビジネス系店舗がひしめく。

どの店もスタッフ側はいたってノーマルで、観光客向けの店がマスメディアでやるような

萌え萌えな接客などほとんどしない。

だが集まって来る客層が極まっており、客の態度行動発言が店の雰囲気を作り上げる。

外神田三丁目で生きる人々。

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鼠の消えた通り

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秋葉原駅前の昭和通りは歩道の街路樹が鼠の生息場所となっており

水商売の店が軒を連ね、路上で客を捕まえるホステスの足元には鼠が行き交っていた。

私も駅前を歩いていて、走っている鼠を不意に踏んでしまうことがあった。

そんな光景を行政が良く思わなかったのか、街路樹が抜き取られ、土はアスファルトで埋められた。

あんなに溢れていた鼠達が姿を消した。

鼠の消えた通り。

 

電気街のソフマップはビックカメラに変わり

利用頻度が増えそうだ。

ヨドバシカメラは長期保証が塩対応で、一万円を超えるものは買いづらい。

ヤマダ電機は長期保証が整っているが、アキバ店舗が小さすぎる。

アキバの電気街の選択肢として、長期保証に強いビックカメラが生まれたのはありがたい。

 

今年の上半期が終わった。

半年間、酒を一滴も飲まなかった。

こんな人間に自分がなるとはな。

十代のころ以来じゃないか。

煙草はもとから吸わないし、魅力なき生き様と咎められそう。

これじゃヘミングウェイになれないよ。

体から脂肪が消えていき、馬喰横山でサイズの小さな服を買い直す。

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清水エスパルス 25周年 アニバーサリー

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私にとって清水エスパルスが最初に印象に残ったのは

1991年のJリーグ発足記者会見でしょうか。

それまでサッカーといえば

冬の高校サッカーが甲子園の半分ぐらいの注目度がある程度で(静岡県民にとっては)

大人のサッカーなど誰も知らなかった。

マラドーナという世界一上手いサッカー選手がいることは知っていし

当時から不祥事を起こしてはニュースネタになっていた。

なぜマラドーナがFWではなくMFなのか謎だったものだ。

冬の高校サッカーの延長で、それなりのものが誕生するような気配を感じた。

実際に1993年にJリーグが開幕すると、プロ野球やその他すべてのスポーツを押しのけ

日本に存在する最大のエンターテインメントに上り詰めた。

それは二年間しか続かず、1995年にはどのチームもスタジアムが閑古鳥に。

私はJリーグブームの頃、沼津に当時あった丸井で清水エスパルスのバッグを買い

それを水泳の際の用具入れとして使っていた。

Jリーグなどまったく見ないにもかかわらず、ファッションとして使っていたのだ。

初めて興味を持ったのは2002年の日韓ワールドカップだろう。

初戦のベルギー戦ではスタメン11人のうち清水エスパルスの選手が3人も入っており

今では考えられないことだ。

ワールドカップのスタメンに清水選手が三人というのは今後も見られそうにない。

合計四人がワールドカップメンバーとして代表入りしていた。

日本平のゴール裏は2005年から。

広島相手に澤登がゴールを決めた試合、サンバ隊の打楽器演奏と超清水の応援が

ゴール裏の二階客席スタンドに燃え上がっていた。

J1残留を決めたあと、天皇杯を勝ち進み、元日のファイナルまで進んだ。

負けたファイナルの試合より、準決勝のエコパが記憶に濃い。

視界ゼロに近い袋井のエコパ陸上で、それでも熱狂して応援し続けるタスキエリアに

これがサポーターかと実感したものだ。

2006年、2007年、2008年とホームもアウェイもほとんど全試合、

ゴール裏で応援する日々を送った。

2008年暮れの冬コミで突如闇にハマって

2009年の正月より秋葉原のディアステージというお店に毎日顔を出すようになり

あれほど熱狂した清水から足が遠のき、ぬるサポになって現在に至る。

ぬるサポっていうと駄目サポーターなのだが

駄目な観客ではなく、駄目なサッカーファンでもなく、やはり駄目だがサポーターだ。

駄目な奴をどれだけでも取り込めるのがJリーグのいいところであり

仕事や私生活で充実するのとは違った人生を人々に提供する。

いま清水はかつての輝きはない。

フロントは大榎監督を最初の年で更迭せず、翌年も続投させたことで

大榎氏のキャリアを踏みつぶし、クラブを初のJ2降格させた。

あの誤ったフロント判断さえなければ、

大榎氏は今頃どこかのJリーグクラブで指揮をとっていただろうし

クラブはJ1に居続けていただろう。

フロント判断でクラブが潰れたモデルケースとなった。

どのサッカー関係者からも到底理解できない監督続投をさせたために

大榎氏の指導者としてのキャリアを完全に潰した。

多くのスポンサーから金を集め、責任持って地域のクラブを任される者にとって

大榎氏に指揮を頼むという選択肢が論外になった。

キャリアを潰された大榎氏、J2降格した清水エスパルス、誰にとっても悲惨だった。

ゴトビ・ゴトビと連呼し、大榎氏に対する同情を見せるのは責任回避であり

すべてフロント判断の誤り、フロント判断の大失態がJ2降格の原因だったと言える。

だが、たった一年でJ1昇格したのは立派だった。

これはさすが清水だと尊敬できる。

ジェフユナイテッド市原・千葉はJ2リーグですでに8年も戦っている。

清水はそうしたクラブとは違った。やはり素晴らしかった。

今年のJ1リーグは半分が終わり、清水は17試合中4勝できて13位。ぎりぎりです。

残りの17試合でも4勝できたら残留できるはず。

勝ち点計算は良くない。

しっかりあと4勝すること、勝ちきることがすべてだ。

清水は25周年を迎える。

そんなアニバーサリーな試合だが、主力であるチアゴは負傷中、テセは出場停止。

相手はよりによって強豪のガンバ大阪、清水を知り尽くした長谷川健太監督、長沢駿選手に

大虐殺される可能性が高い。

だがサッカーはわからない。

圧倒的な首位が最下位チームに敗北することは、非常によくあることなのだ。

日本だけでなく世界中で。

レアルマドリードやバルセロナですら、圧倒的に首位なシーズンで最下位にころっと負ける。

IAIスタジアム日本平で勝ちロコと花火を。

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ビョンジュンボン  ツエーゲン金沢へ期限付き移籍

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金沢への移籍が決まったビョン。

今シーズンはプレーを見る機会がなく、ベンチ入りもないため

消息不明だった。

サッカーの上手さはわからないが、大きな体には定評がある。

もし日本なら甲子園を目指して野球をやるような子供が

みなサッカーに流れ込むのが韓国の強みだろう。

ビョンほどの体格の持ち主は、甲子園球児なら日本でもありふれているが

いざ高校サッカーを見ると、小さく細いひ弱な肉体がボールを蹴っており

日本はまだまだ野球の国だと痛感する。

清水のセンターバックは現在、カヌと二見が担っており、二人とも主力には程遠い存在だった。

二見はこれまでのプロ生活でろくにピッチに立ったことがなく、

歳のわりにやっとメジャーデビューしたようなものだ。

カヌは高年俸でやってきた外国人ではなく、キャンプに練習生として参加し

見極めが続いた末、なんとか契約にこぎつけた選手。

札幌戦で失点はカヌが非難の対象にあるが、GK六反の責任というか無能力が9割、

カヌの無能力が1割といったところだろう。

わかっていてもできないのは、小林監督がよく口にするアラートの欠如ではなく

本人の無能力だと思う。

私だってできないし彼らもできない。

特別にできるほんの一握りの人間がJ1リーグのピッチに立つ。

とんでもないエリート中のエリートだ。

他のJ1中位クラブでスタメンどころかベンチ外になってしまった六反だけに

そのぐらいの実力であるし、そのぐらいの実力はある天才だ。

サポーターの批判を浴びる選手達は誰もが神童であり天才サッカー少年だった。

日本サッカー界の歴史が変わると言われた選手も多い。

それがJリーグ入りしたあと、ろくに出場機会も得られないまま

プレーするカテゴリーを落としていき、二十代半ばでキャリアが絶たれる。

そんな繰り返しが未来永劫続く厳しい世界において

J1のピッチに立った選手達、先日の札幌ドームのピッチに立った選手達は

その全員が天才中の天才であり、伸し上がった才能の塊だ。

どうかこのチャンスを活かしてさらにチームも自身も向上させてほしい。

ビョンはカテゴリーを落として金沢へ行く。

さらば。

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フレイレ、またはブラジル人が面した壁

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フレイレは完全移籍で今年獲得した選手ですし

どうにかものになってもらいたい。

激太りの件も含め、日本への適応に苦労してそうだ。

これまで見てきた限りでは、日本人の俊敏性についていけていない。

相手のセットプレーでの肉弾戦には強そうだが

ドリブルで攻めてくる相手に対し、あっけなくかわされる印象が強い。

とはいえ、リーグ戦が後半に入り、怪我人はさらに増える一方だろうし

ベンチ外だった彼も、札幌戦でついにベンチ入りの運びとなった。

体を来日時の状態まで絞り、日本人の俊敏性に対してなんらかのアプローチを

見出すことができたなら、彼のキャリアが切り開ける。

ブラジルを離れてポルトガルへ渡ったものの出場機会を余り獲得できず

ヨーロッパの小国リーグで活躍。

再び挑戦したポルトガルリーグでは、20年ぶりに1部昇格したチームのスタメンとして

半シーズンプレーし続け、そしてシーズン途中で清水へ完全移籍。

いまだ彼の健在な姿を清水サポーターは目にしていない。

干され続けた二十代前半、起死回生を狙った小国リーグでの年月、

そしてようやくポルトガルリーグで出番を獲得したシーズンを半分で去り

大きな決意と共に清水へやってきた。

まだ出番がなく、勝利給どころか出場給も得られない状況で金稼ぎもままならない。

ブラジル人の夢である農園経営を実現させ、

自分の家族を農場主にさせるチャンスが清水にある。

2017シーズンをあきらめずに。

清水はなんとか必死にあと4勝をもぎ取りたい。

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2017年7月 2日 (日)

清水エスパルス 4勝6分7敗 13位  リーグ半分終了

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J1リーグは18チームでやってまして、対戦相手は17チームいる。

ホーム&アウェイで合計34試合、一年間にやるわけですが

半分の17試合が終わった。

残りの半分はすでにホームでやったチームとはアウェイで

すでにアウェイでやったチームはホームで対戦となる。

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17試合戦って4勝した。

16位から18位がJ2降格ですが、13位でなんとか崖の上に残ってます。

8勝というのはJ1残留のラインとなる。勝ち点うんぬんより8勝が目安として適切。

残りの半分も4勝できればJ1には残ると思う。

だがそれは簡単じゃない。

シーズン序盤は調子が良かったが、ここ11試合で1勝しかしておらず、チームは低迷。

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下位のボトム相手なら必ず勝てるチームなら残留の見込みはあるが

札幌に負けてしまった現実。

残り半分で4勝できるのだろうか、ここに勝てるという相手を見い出せない。

これまでの半分で勝てた相手にしても、ホーム日本平での甲府との苦戦を思い出せば

アウェイの小瀬で甲府に勝てるのかと確信は到底持てない。

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札幌戦は多くが露呈した試合だった。

失点シーンはカヌの安易さというのより正確なポテンシャルを示す。

札幌ドームの水を撒かない長めの乾燥芝はボールが転がらないと

チーム全員が認識していたが行動できない身の程。

GK六反もそのことを理解していながら

適切な飛び出しができなかったのも、また正確なポテンシャルだ。

そして大量失点が続く札幌相手に無得点。

こちらの方が実は何十倍も痛い。

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清水が大量に上げたクロスの精度の無さ。

白崎が秋まで離脱し、チアゴも負傷中、テセまで次節はいなくなる。

次節のガンバ戦が悲惨なものになる可能性は高い。

ボールを蹴る、ボールを受ける、という最も基本的な動作において

今の清水の選手達はリーグ内で劣っている。

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チャンピオンズリーグのファイナル、レアルマドリード、

彼らがシュートのような強烈なパスを蹴り、吸盤のようにボールをトラップする様は記憶に新しい。

あそこまでやるのは不可能だが、パスとトラップがJ1リーグのアベレージに届かない。

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小林監督が指揮をとり続け、J1とJ2を一年ごとに行き来する

エレベータークラブになることは可能だろう。

J2での連勝にスタジアムは沸き、J1昇格に興奮。

翌年はJ1でのつらい一年に耐える。

悪意で言っているのではなく、今の清水はこれを可能にする力が実際にある。

小林監督の長期政権が始まり、これから先、10年ぐらいそれをやれる。

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それを回避するのには何が必要か。

今年は最後まで小林監督がやり続けるだろう。

たとえJ2に落ちる羽目になっても、最後まで小林監督だと思う。

ガンバ戦後の三週間のサマーブレイクが指揮体制を変えるチャンスだが

そこで好転するのは簡単ではないし、失敗する可能性が高いギャンブルだ。

そんなギャンブルには手を出さず、小林監督のまま残り半分の試合をこなす。

これは確実だ。

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日程的に札幌や新潟との試合を終盤に残しているし

たとえ降格順位に沈んでしまっても、最後まで小林監督で行くと思う。

チームがどん底の状況に陥ったとしても

最後に札幌と新潟に連勝し勝ち点6とれれば残留できるという希望が残るなら

小林監督にそれを託すのは順当だ。

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多くのサポーターが関心を寄せる、清水の医療体制。

そしてホームスタジアムであるIAI日本平のピッチコンディション。

これほど主力が怪我をし続ける医療体制、そしてピッチコンディションとはいかに。

私個人の見解としてはピッチコンディションは間違ってないと思う。

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水撒きに関する賛否両論はあるが、今の清水の選手層のフィジカルレベルで

鹿島や札幌レベルの長めの乾燥芝でプレーさせるのは

かえって怪我人の大量生産を始めることになると思う。

短めの芝で水をたっぷり撒くというフィジカルに秀でないチームの手法。

これを今後も続けるべきだ。

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ホームのピッチで怪我をする主力が多いのは、ホームで半分の試合をこなすという

確率的な問題だろう。

それと、どうしてもホームだから勝ちたいという異常なアドレナリンが

選手の体のリミッターを外してしまう。

人間は脳のリミッターを外して走ると、ついには筋肉がちぎれ、骨が折れて突き出る。

脳のリミッターは体を守るための大事な機能だし

ホーム日本平での勝利を望む余り、選手達が馬鹿力を出しすぎて自滅している。

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よく長期離脱の怪我人が出ると、その怪我をしたときのプレー場面だけで

怪我をしたと思われがちだが、怪我とはそういうものではない。

蓄積だ。

長い期間の蓄積がそのときの少しリミットを越えたプレーにより

肉体の断裂といった形で表に出る。

河井にしろ白崎にしろチアゴにしろ、あのときの場面だけでその怪我をしたのではない。

蓄積が表立った瞬間だっただけだ。

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となると原因は清水の医療体制に尽きる。

スポーツ医療の後進国である日本。

清水で故障続きの選手が他クラブへ移籍した途端に怪我知らずとはよくある話。

やはり清水の医療体制に問題があると言わざるを得ない。

そこに現在の苦境の核心がある。

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いまピッチに立つ選手達のポテンシャルが低いのは

本来控えレベルであるからだ。

失点シーンさえなければよくやれていたと妄想していても始まらない。

選手個々のポテンシャルが低くてもチームとしてまとまっていれば勝てるのがサッカーだが

果たしてJ1リーグにおいて、今の清水のスタメンのポテンシャルは高いと言えるか。

はっきりいえば降格圏だと思う。

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小林監督はこの降格圏の選手レベルを率いて

ああしてこうして頑張り続ければ勝つ方法はあったんだと叱るが

やはり無理なものは無理だ。

札幌戦で大量に上がったクロスの精度が現在のスタメンのポテンシャルを示しており

一定年齢以上のプロ選手において、これが急激に上手くなったりするはずがない。

ない戦力で必死に勝とうとあがいている。

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その元凶は選手獲得の現場で失敗しているわけではなく

やはり医療体制の不備ではないか。

革命的に現場も予算もやり方も変えないことには

今後のJ1リーグに清水が定着するのは難しい。

フィジカルトレーナーの管理も不十分だと結果は示す。

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かつては移籍係数に助けられ、オリジナル10の威光によって

清水は高い下駄を履かせてもらえた。

だが今後は未来永劫、こんな下駄は履かせてもらえない。

移籍係数は撤廃され、二十代の選手ですらオリジナル10などろくに知らない。

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唯一今後も支持したいことは、ピッチへの大量の水撒きだ。

キックオフ前、ハーフタイム、必ずたっぷり撒く。

よくこれが批判の対象となるが、これをやめると今よりさらに悲惨になる。

対戦相手チームがちっとも滑っていないのに清水の選手がよく滑るのは

そんなフィジカルしか持ち得ていないからだ。

今の清水の選手を乾燥芝でプレーさせたら

滑りはしないが90分どころか60分も持たずにお陀仏だろう。

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天皇杯でのいわきとの対戦は、医療体制、フィジカルという点において

見るべきものが多い試合となるだろう。

あと4勝したい清水にとって、どんな形でもいいから勝ちたいのが本音。

相手がガンバ大阪で、こちらは主力が軒並みベンチ外だろうが、勝つ可能性はある。

それがサッカーというスポーツだ。

予定調和に負けず、チャレンジャーとしてぶつかろう。

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